今の仕事に向いてないと感じた時、1年目や2年目でも「もう転職したほうがいいのではないか」と考えてしまうことはないでしょうか。
いくら自分では向いていないと感じても、「就職して年数が浅いのに、転職するのは気が引ける」「なかなか言い出せない」と悩む人は多いもの。
確かに、仕事がある程度楽にできるようになるには経験を積む必要がありますが、本当に合わない仕事の場合、何年続けても精神的にしんどい上、スキルアップにもつながらない危険性があります。
今回は、仕事が向いていないと感じたとき、転職をするべきか判断するポイントをまとめていきます。
あなたの貴重な時間を無駄にしないためにも、現状に当てはまるかどうかチェックしてみてくださいね。
目次
1年目でも仕事向いてないと判断するポイント
仕事に向いていないと判断するために、次の特徴に当てはまっているかチェックしてみましょう。
仕事向いてないと判断するポイント①仕事が楽しいか
仕事に向いていないか判断するポイントとして、まず「仕事が楽しいと思えるか」が挙げられます。
あなたは仕事のどんな瞬間にやりがいや達成感を感じるでしょうか?
もちろん仕事ですから、うまくいかなかったりしんどいこともありますが、少なくとも「嫌ではない」と思えていますでしょうか。
仕事を続ける上で、「楽しい」あるいは「嫌ではない」という気持ちは大きなプラスポイント。
というのも、仕事がどうしても合わないなら、「毎日出勤がつらい」「仕事のことを考えるとゆううつ」と感じてしまうから。
仕事のある日がずっとつらいなんて、とても長期間続けられそうにないですよね。
仕事に向かう時や、仕事をしている時のあなたの感情に注目してみましょう。
仕事向いてないと判断するポイント②自分は成長できているか
1年目や2年目で経験年数は浅いとはいえ、少なくとも入社したての時より今のあなたのほうが、仕事の経験を積んでいます。
入ったばかりの頃と比べて、今のあなたは成長していますでしょうか。
仕事は続ければ続けるほど、すぐに解決が難しいことや、大きな困難にぶつかることは良くあります。
そんなときは、自分の技術を磨いたり、周りの人に協力してもらいながら何とか進めますよね。
トラブルを乗り越えることで自分も成長することができるのですが、この「成長」が仕事の喜びのひとつ。
今あなたは、就職して数か月~2年くらい経過したところだと思いますが、今の仕事を通して自分の成長を感じ、仕事を続けることでもっと成長できる、という予感がしますでしょうか。
もし成長が実感できないなら、「毎日大変な仕事でしんどいばかり」と思ってしまう結果になりかねませんよ。
仕事向いてないと判断するポイント③プライベートに支障がないか
仕事が向いていない場合、どうしても仕事の質やスピードが落ちてしまいますが、それをカバーするために長時間の残業や休日出勤をすることはないでしょうか。
もしそうであれば、仕事がプライベートに悪い影響を与えている、ということになります。
プライベートは本来、休養や自分の好きなことに時間を使い、次の日のエネルギーを補給するためのもの。
そのプライベートが仕事一色になってしまうなら、エネルギー補給もできませんし、働くバランスとしても問題があります。
特に、あなただけが仕事量が多いわけではないのに、プライベートの時間をたくさん使わないと仕事が終わらない場合、仕事との相性は良いとは言えないでしょう。
1年目や2年目でも転職した方がいい場合
仕事に向いていないと感じても、転職まではまだいいかな、と思うことも良くあります。
確かに時間をかけて自分がスキルアップすれば仕事がスムーズに進むようになるかもしれませんが、次のような兆候があれば、なるべく早く転職活動をすることがおすすめです。
1年目でも転職した方がいい場合①労働条件が厳しすぎる
1年目や2年目でも早く転職を考えたほうが良いのは、まず労働条件がとても厳しい場合。
残業が多い、労働時間が長い、ノルマがきつすぎる、年休が全然とれない、などが当てはまります。
残業が多くても忙しい時期だけなど、厳しい条件が期間限定ならそこまで大きな問題ではありませんが、常に厳しい状況なら考えものです。
就職したばかりの時は緊張もしていますし、何とか乗り切れたりするのですが、長期休暇などでふと気が緩むと、一気にしんどさが押し寄せてくることもあります。
1年目でも転職した方がいい場合②ハラスメントを受けている
1年目や2年目でも、パワハラ、セクハラなどのハラスメントを受けている場合、すぐに離れたほうがいいです。
すぐに転職するは無理でも、少なくとも部署異動や席移動などを申請し、物理的に距離をとってしまうことがおすすめ。
というのも、ハラスメントをする人の性格はほぼ変わりませんし、きっかけがないとハラスメントを抜け出すことは難しいから。
「自分が我慢すればいいのかな」という考えは危険です。1日1日は平気なようでも、少しずつストレスのダメージはたまっていくものだからです。
1年目でも転職した方がいい場合③体調不良がある
仕事が向いてない以上に、すぐに転職を考えたほうがいいのはこの場合。特に、次のような体調不良があれば要注意です。
- 夜眠れない
- 食欲がない
- 何をしていても楽しくない
- わけもなく涙が出る
- 自分は役に立っていないと感じる
- 仕事のことを考えると、吐き気・頭痛・腹痛・めまいなど調子が悪くなる
これらの症状があるということは、心がだいぶストレスを感じているということ。精神的なストレスが、体調面にあらわれてきているのです。
このまま放っておくと、うつ病につながってしまう危険性がありますよ。
体調悪化を放置せず、すぐにしっかり休養を取りましょう。
少し休んでも良くならない場合、信用できる人に相談して何がつらいのか整理したり、転職を含め生活リズムをあなたに無理のないペースに変えることがおすすめです。
まとめ
仕事が向いていないと感じたとき、1年目や2年目でも転職をするべきか判断するポイントをまとめていきました。
まず、仕事が向いていないと判断するには次のポイントがありました。
- 仕事が楽しいか
- 自分は成長できているか
- プライベートに支障がないか
また、1年目や2年目でも転職した方が良い場合には、次のような場合がありました。
- 労働条件が厳しすぎる
- ハラスメントを受けている
- 体調不良がある
仕事が向いていないと感じても、1~2年目だと「まだ経験年数も短いし」「もう少し頑張れば何とかなるかも」となかなか転職には踏み切れないもの。
確かに、これから時間をかけてスキルを磨けば仕事が楽になりそうという自信があるなら、今の職場で仕事を続けたほうがリスクは少ないです。
しかし、職場環境やノルマなど自分では変えられない状況や、あなたの体調が悪くなっているようなら、思い切って職場を変わった方が良い結果につながりやすいでしょう。
いきなり転職に踏み切るのはだいぶ勇気がいりますが、まずは他にどんな仕事や労働条件があるのか探すだけでも、自分の状況が良く分かりますよ。
あなたの現状と将来を考えて、ぴったりの働き方を見つけていきましょう!
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