働きたくないなんて甘えているんじゃないか、でも本当にもう仕事したくない、と悩んだことはありませんか。
この状態が進むと、もう人と関わりたくない、人なみに働けないなら死ぬしかない、と思い詰めてしまうこともあり、とても危険です。
そこまで追い込まれる原因の多くは、職場環境が劣悪なことにあります。
もしいつも働きたくないと感じているなら、まずは思い切ってしっかり休み、自分と向き合う時間を取ることがおすすめ。
今回は、働きたくない、人と関わりたくないと感じる理由と対処法についてまとめていきます。
目次
働きたくないのは甘えではない①職場環境が劣悪
もう働きたくない、人と関わりたくないと感じてしまう理由としては、まず職場環境がとても悪いことが挙げられます。
例えば、次のような状況はないでしょうか?
- 勤務時間が長すぎる
- 連日深夜まで残業しなくてはいけない
- 出張が続く
- なかなか休みがとれない
- 上司が高圧的
- 仕事をきちんと教えてもらえない
- 職場の人間関係が悪い
- 勤務時間のわりに給料が低い
このように、働く環境が悪いとあなたの時間と体力は奪われ、精神的な消耗にもつながってしまいます。
さらに給料も安ければ、仕事に対する充実感も得られず、働くモチベーションも下がってしまいますよね。
人間関係が悪い職場も要注意です。
高圧的だったり非協力的な上司が相手だと業務に支障が生じますし、周りのスタッフと常に揚げ足の取り合いのような状況になっていれば人と関わりたくなくなります。
- いつ自分が巻き込まれるかわからない
- 実は自分も影で悪口を言われてるかもしれない
といった状況では不安になりますし、悪口ばかり飛び交う環境にいると、おのずと自己肯定感も下がってきますよね。
このような環境で働きたくないと感じるのは当然のこと。決してあなたが甘えているせいではないと言えるでしょう。
働きたくないのは甘えではない②心身が疲れすぎている
もう働きたくない、できるだけ人と関わりたくない、仕事ができないなら死ぬしかないほど仕事やりたくないと感じているなら、心身が疲れ果てている状況です。
このままの状況で働き続けるのはとても危険ですから、今すぐに休息を取る必要があります。
他人に会うことがひどく気が重かったり、自分を必要以上の責めたりすることは、うつ状態でよく起こること。
もしあなたがこれらの悩みに当てはまるなら、自分ではまだ大丈夫と思っていても、いったんペースダウンする時期ととらえましょう。
次のような特徴にも当てはまり、その状態が2週間以上続いているなら特に注意が必要です。
- 食欲がない
- 夜よく眠れない
- 朝起きられない
- 仕事の支度を始めると体調が悪くなる
- わけもなく悲しくなる
- 自分は役に立っていないと感じる
心身が疲れすぎている時は、自分ひとりではなかなか気づけないもの。
あなたの家族や友人から、体調や言動の変化について心配されていませんか?
自分を責めず、家族や友人に相談する時間をとってみてください。
悩みを話すだけでも、自分の考えの整理になり、気が楽になることも多いですよ。
働きたくないのは甘えではない③生計を立てるプレッシャーが大きい
あなたが働きたくないと感じるのは、見ず知らずのうちに大きなプレッシャーを背負っていることも要因でしょう。
親元を離れた社会人であれば、自立した生計を立てるのはもはや義務ですから、それができないと、死ぬしかないという思考に陥っても不思議ではありません。
生計が立てられない、収入が得られない恐怖を想像したことはあるでしょうか?それを死と同質にとらえた人も多いでしょう。
その恐怖、プレッシャーが多きすぎると、押しつぶされてしまい仕事をしたくなくなるのです。
正社員=安定と考えている人は多いですが、業績の不安定な会社だとそうとも言い切れません。
給料の安定は、仕事のモチベーションを保つ上で必須項目と言えるでしょう。
働きたくない時はまず休息を
仕事をしたくない、人と関わりたくないと感じる時は往々にしてありますが、その時に大切なことは、まず休息を取ること。
とにかく、まずは疲れ切った心身を休め、落ち着いて考えられるよう体調を整えましょう。
次に、一人になって考えること。
とにかく、まずは「自分は悪」という縛りから解放されないことには何も始まりません。
そして、どうすれば少しでも楽しく仕事ができるか、生活ができるか、自分の考えを固めることが大切です。
自分の考えを固めるのには時間がかかりますが、今のような危機的状況は、考え方を変化させるチャンスとも言えます。
つまり、あなたの考え方や生活を、今と大きく変える必要があるということ。
自分としっかり向き合い、自分の人生に必要なことをしっかり見極めていきましょう。
その時間をどれだけ作れるかによって今後は左右されます。
自分としっかり向き合い、今後の生活が明るいものになるようにしましょう。
まとめ
働きたくないなんて甘えているんじゃないか、でも本当にもう仕事したくない、と悩んでしまう理由とには、次のようなものがありました。
- 職場環境が劣悪
- 心身が疲れ切っている
- 生計を立てるプレッシャーがある
また、もう人と関わりたくない、人なみに働けないなら死ぬしかない、と思い詰めてしまう時にはうつ傾向になっている可能性もありますから、まずは休息を取りましょう。
その上で、あなたの今後の生活について、じっくりと考えてみることが必要です。
自分ひとりでは問題点に気づけないことも多いですから、信頼のおける家族や友人に相談してみるのもおすすめです。
自立した生計を立てることはやって当然とは言え、時にはつまづくことだってあります。
うまくいかない時は、さまざまな葛藤と向き合い、時に人と人との支え合いもあり、何とか成立させていくものです。
「人と関わりたくない」となるまでに自分を追い込むことはせず、周囲と手を取り合って仕事や生活ができるようにしましょう。
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