転職をする理由は多くあります。
人間関係、給料などの待遇、仕事の内容、やっている仕事の将来性などですね。
これらの要素が重なって、仕事のやりがいに繋がってきます。
仕事にやりがいがなければ、仕事へのモチベーションは下がる一方であり、「自分が何をしたいのかわからないけど、とりあえず転職したい!」という人は、仕事にやりがいを感じていないのでしょう。
今の会社で仕事へのやりがいが感じられないのなら、思い切って仕事を辞めて転職するという選択もあります。
今回は、「自分が何をしたいかわからないけれど、とりあえず転職したい!」という人が、自分に合っている仕事を見つけるためのポイントを説明します。
目次
何をしたいかわからないなら、とりあえず給料が高い会社を選ぶ
自分が何をしたいかわからないけれど、とりあえず転職したい人は給料や休日、福利厚生の条件が良い会社を選ぶのも1つの方法です。
給料が高ければ、嫌な仕事でも頑張ろうという気持ちになります。
一方で、給料が安いと、嫌な仕事はこんなに安い給料でやっていられないという気持ちになりますよね?
このように仕事に対するモチベーションを維持するためには、給料は最も大事な要素です。
転職先を選ぶ時、初任給も大事ですが、昇給があるかないかもしっかりとリサーチすべきです。
正社員なら昇給していくのが当たり前と思わないようにしましょう。
中には、5年間働いても給料が全く上がらないという会社もありますからね。
そうなると、仕事に対するモチベーションが維持できなくなって、また転職を考えることになります。
休日数も大事です。
同じ年収400万円の会社でも、年間休日125日の会社と100日の会社では、時給換算するとかなり違ってきますからね。
このように、転職したいけど何がしたいかわからない人は、給料などの就業条件で会社を選ぶと仕事へのモチベーションを維持できます。
仕事へのモチベーションが維持できれば、やりたい仕事でなくても少しずつ仕事のやりがいが出てきますし、いつのまにか仕事ができるようになってきます。
どんな仕事でも基本的なことは同じですから、いずれやりたい仕事が見つかった時に転職がしやすくなります。
自分に合う仕事を見つけるのではなく、仕事に自分を合わせる
「自分に合う仕事が見つからない!どうしたらいいの?」と悩んでいる人が多いです。
少し考え方を変えてみましょう。
「自分に合った仕事を見つけるのではなくて、仕事に自分を合わせる」という考え方です。
私の知っている事例では、人見知りが酷い人が、営業の仕事を選びその会社のトップ営業マンになったという事例があります。
一般的に人見知りが酷くて人と喋ることが苦手な人にとって営業マンという仕事は「合っていない仕事」です。
仕事として割り切って、自分を仕事に合わせることで、客観的に見れば「合っている仕事」になることもあるという事例ですね。
どんな仕事でも、やりがいはあります。
自分に合っている仕事がわからないという人は、とりあえず少しでも興味がある仕事を探し、入社してみることです。
入社したら自分に合っているかどうかを考えるのではなく自分をその仕事に合わせるように考えることで、いつに間にか、自分に合っている仕事になる場合もあります。
やりたい仕事とやれる仕事は違う 3年働けば自分に合っているかわかる
入社して、1年も経っていないのに、
- 「仕事が自分に合っていない」
- 「仕事が面白くない」
- 「もっとクリエイティブな仕事がしたい!」
と仕事を辞める人がいますが、それは少し判断が早いのではないかと思います。
仕事は、つまらないことがほとんどです。
一見華やかな、クリエイティブな仕事をしているように見える人も、仕事のほとんどは地味な作業の積み重ねだったりします。
そもそも、最初から「自分には、この仕事しかない!」と自分に合っている仕事をしている社会人は少ないのではないでしょうか。
言い換えれば、ほとんどの社会人が自分のやりたい仕事を模索しながら働いているのです。
また、自分に合っている仕事がわかっていても、生活をするために自分に合っていない仕事をしている社会人も多いです。
仕事は、1年目でわからないことも2年目、3年目にはわかってきます。
仕事の達成感ややりがいも少しずつ出てくるかもしれません。
入社1年目でやりたい仕事ができなくても、3年目でやりたい仕事を任せてもらえるかもしれません。
石の上にも三年という言葉があります。
自分に合う仕事がわからないなら、とりあえず3同じ会社で年働いてみるのも良いかと思います。
まとめ
自分に合った仕事を見つけるためには、仕事を長く続けることが大事です。
そして、仕事を長く続けるためには、仕事に対するモチベーションを維持することが重要です。
そのために、今よりも条件が良い会社に転職することは悪くない選択であると思います。
いろいろな仕事を経験することも大事ですが、同じ仕事を長く続けることで見えてくるものもあります。
初めは、自分に合っていない仕事だと思っていても、与えられた仕事をこなしているうちに自分に合っている仕事になることもありますし、3年くらい働いて、「やっぱり自分に合わない」と思ったら、転職するのもアリです。
自分に合った仕事を見つけられますように!
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