仕事

仕事を辞めると言う勇気は必要!新卒でも退職したほうが良い場合とは?

「仕事を辞めたいけどなかなか言う勇気が出ない」という悩み、ありますよね。

特に、新卒で採用されたばかりのときは、なかなか言いにくいもの。

 

しかし、たとえ新卒であっても、場合によってはすぐに退職したほうが良い場合があるのです。

今回は、どういった場合なら新卒でもすぐに辞めた方がいいのか、退職を言い出せないとどんなデメリットがあるのか詳しく解説します。

目次

新卒でも退職したほうが良い場合

まだ新卒なのに辞めると言う勇気がなかなか出ない、退職後が心配で転職は考えられないなど、退職を伝えることをためらう気持ちはよくわかります。

それでも退職を考えたほうがいいのは、心身に悪い影響が出ている場合。

 

例えば、次のような症状に当てはまっていないでしょうか?

  • 夜眠れない
  • 食欲がない
  • ものごとに集中できない
  • 決断力が低下している
  • 何をしても楽しくない
  • 仕事に行こうとすると体調が悪くなる
  • 頭痛・肩こりがひどい
  • 急に悲しくなる
  • いつもだるい、疲れやすい
  • 自分は役にたっていないと感じる

 

これらの症状があるなら、心身にかなりストレスがかかっているということ。

このまま放っておくと、うつ病などの病気を引き起こす危険性がありますから、ただちにストレスを軽くすることが必要です。

 

これらの症状が、ただの疲労なのか、ストレスで心身に影響が出ているのか見分けるためには、症状が続く期間に注意してみてください。

10日から2週間以上その症状が続くようなら要注意です。

仕事を辞めると言う勇気が必要な理由

仕事は辞めたいけど、新卒で就職したばかりだし言い出せない、と遠慮する気持ちもわかります。

しかし、心身の調子をくずしたまま仕事を辞めない場合、どんなことが起こるのでしょうか。

仕事を辞めると言う勇気が出ない場合①心身を壊してしまう

仕事を辞めると言い出せない場合、心身を壊してしまうことにつながります。

代表的なものにはうつ病がありますし、そのほかパニック障害、過呼吸、自律神経失調症などを引き起こす危険性があります。

 

いったん体調を壊してしまうと、病気になった本人やご家族がつらいのはもちろん、気になるのは金銭的な痛みも発生すること。

なぜなら、治療費が必要な上に、今まで通り働けないことで収入が下がってしまうから。

 

体調不良は場合によっては長期休職が必要になこともありますし、なかなか元通りの職種に復職できないこともあるでしょう。

場合によっては、自己都合での退職という形になってしまうこともあります。自己都合となると、退職金が出なかったり、再就職に不利になったりと、良いことはありません。

 

あなたは真面目に働き続けただけなのに、収入が減ってしまったり、再就職が難しくなってしまうのは納得いかないですよね。

ですから、無理して働き続けて本当に心身を壊してしまうくらいなら、ストレスを減らし、危機から逃れることが大切なのです。

仕事を辞めると言う勇気が出ない場合②ストレスが減らない

仕事のストレスで調子が悪いのに仕事を辞めると言い出せないなら、ストレスの原因はずっと解決されないままと言えます。

体調に影響するストレスには、長時間労働や人間関係のストレスが多いのですが、これらはあなた個人の努力で変えることはなかなか難しいもの。

 

例えば、長時間労働が発生するのは納期前など忙しい時期だけ、人間関係でストレスを与えてくる人はそろそろ異動の予定が決まっているなど、ストレスが期間限定ならまだ良いのです。

 

しかし、いつも残業するのは当たり前、人間関係で苦手な人も自分も異動の予定はないなど、ストレスがなくなる見込みのないなら、あなたの職場環境は変わらないですよね。

そんな状況がこの先何十年も働くと考えると、ゆううつな気持ちにならないでしょうか?

 

休日にリフレッシュできたとしても、平日に受けるストレスが減らないなら、あなたのストレスはじわじわと積み重なっていくことになります。

ストレスにさらされた状態でずっと働き続けるのは、あなたにとって良い環境とは言えません。

仕事を辞めると言う勇気が出ない場合③勤務条件を見直すチャンスを見逃す

新卒でも辞める勇気が出るのは、今の会社より自分に合った条件の会社を見つけたときではないでしょうか。

せっかく就職できた会社を辞める決断をするのは、誰でも怖いもの。

 

それでも退職したいと思えるのは、転職先の日々のほうがもっと自分に合っている、と確信できたとき。

そもそも、新卒のときに就職先を決めたのはあなたが学生のとき。つまり、まだ社会人として働いた経験がないときです。

 

当時は魅力的に思えた仕事内容も実際は思ったものと違っていたり、普通だと思っていた勤務条件がなかなかハードだったり、働いてみて実際に気づいたことはありませんか。

今のあなたは、社会経験を積んだ状態ですから、学生のときより勤務条件を見る目は養われていますよね。

 

つまり、いま求人情報を見直すことは、もっとあなたに合った勤務条件に出会えるチャンス、ということ。

初めて就職した会社だからと、つらい状況をがまんしていると、あなたにぴったりの会社を見逃してしまうかもしれません。

 

いきなり会社を辞める決断をしなくても、他社の勤務情報をチェックしておくだけで、より良い職場環境に出会える確率が高くなりますよ。

まとめ

新卒で仕事を辞めると言う勇気が必要な理由と、どういった場合なら新卒でもすぐに辞めた方がいいのか、詳しくみていきました。

 

新卒でもすぐに仕事を辞めたほうが良いのは、仕事のストレスが心身まで影響している場合。

もし無理をして働き続けたとしたら、本当に病気になってしまう、もっと自分に合った条件で働く可能性を見逃してしまう、といったデメリットが考えられます。

 

本当に病気になってしまったら、身体的につらいだけでなく、金銭的な痛みも発生してしまいますよね。

それに、学生という立場ではなく、今のあなたが望む勤務条件を探したほうが、もっとあなたに合った勤務先を見つけやすいですよ。

 

 

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