「仕事を辞めたい」とは、多くの人が一度は思う事だと思います。
向いていないと感じる仕事を毎日続けるのは、本当につらいですよね。
とはいえ、実際に仕事を辞めるとなると、「ただの甘えなのではないか」「周りの人から、仕事ができないから逃げたと思われるのではないか」と不安になり、簡単には踏み出せないもの。
今回は、仕事を辞めたいと思った際に、実際に仕事が向いてないのか、甘えもしくは逃げなのか、を判断するのに役立つポイントをご紹介していきます。
目次
仕事を辞めたいと思うのは特に問題無い
基本的に、人間は必要最低限の行動以上の事をする場合に、負担もしくは辛さを感じるようになっています。
そのため、会社自体を辞めたいと思う=必要以上の事をすると認識してしまえば、辞めたくなってしまいやすいと言う事になってしまいます。
事実、あるアンケート結果にて、凄く辞めたい、辞めたい、少し辞めたい、辞めたくないといったアンケートにて、辞めたいと言った人が80%以上にもなっています。
そのため、社会人は普段から辞めたい傾向があるという事です。
なぜ仕事を辞めたいのか?
では、なぜ仕事を辞めたいと思ってしまうのでしょうか?ここでは、仕事を辞めたい理由を見ていきましょう。
- 金銭的理由
一番多くの理由と思われるのが金銭の理由です。
例えば、今年はボーナスカット、給料の減少、手当などがないなどは家計にダイレクトに響き、働くのがキツイや厳しいなど問題があります。
- 人間関係
金銭についで多い問題が職場の人間関係です。
この問題は、職場や取引先などで上手く人間関係を構築する事が出来ず、職場に馴染めなくそのまま辞めてしまう事になってしまいます。
- 時間拘束
一部の企業などで問題になっている理由です。
休日出勤や時間外労働など、体調面を崩しやすくなり精神面でも追い込まれやすくなってしまいます。そのため、退職の道をたどりがちです。
- 心的理由
人間関係から生まれやすい理由です。
「結婚しないの?」「男が育児?」など、個人の資質を問うような発言により、会社自体が嫌になり退職せざるをえなくなってしまいます。
- 会社独自のルール
会社の特別なルールにより、発生しやすい理由です。
例えば、就業前に出勤して掃除をするや月に一度の飲み会は必ず参加など、プライべートにまで干渉されやすいため、自分自身の時間が無くなり退職を選択してしまいます。
このように、退職の理由も複数あるのが現状です。
仕事を辞めたいのは甘え?
多くの人は、辞めることも出来ずに大半が仕事を行っている状況ですが、仕事を辞めたいというのは甘えなのでしょうか?
けれど、決して甘えなどではないと思います。
何故かと言うと、現代社会において働き方や雇用形態など多様に分かれており、働く時間、役職など自分の好きな裁量にて働くことも、不可能では無いからです。
そのため、辞めたいのは甘えと言うのは前時代的な考えて言えるのではないでしょうか?
ただ、一点注意して欲しい事があります。それは、主観だけで判断しないと言う所です。
例えば、理由もなく仕事が嫌いやなんとなくこんなはずじゃなかったなど自分本位の考えで辞める場合は、甘えと捉えられる場合もあるため、その点はよく考慮して判断を下すようにして下さい。
仕事が向いてないは辞めていいのか?
仕事が向いてないは、辞めても良いと思います。
何故かと言うと、仕事が向いてないとは考え方や自分の能力などを鑑みて、この仕事に適応してないことを意味します。
そのため、能力などは多少は補完できるものの、たどり着くまでにお荷物扱いや同期などと差が開いてしまい就業までに至らない場合もあります。
なので、ある程度見切りをつけて転職や退職などを検討した方が良いのではないでしょうか。
ただし、辞める場合に注意して欲しい点があります。それは、職場の対応を見る事です。
例えば、新卒などで入社した場合には仕事に至るまで、ある程度研修や座学など人材育成に至る場合などもあります。
さらに、職場自体が新人を教える事を重要視してる場合などは、判断を注意して行うようにしましょう。
仕事を甘えや向いてないはどう判断すればいいのか?
判断に重要な点は、客観的に判断する事です。
何故、客観的に判断する必要があるかと言うと甘えや向いてないと言う判断を自分の考えだけで行うと、どうしても自分都合となってしますからです。
そのため、これは甘えなのか?向いてないのか?など、自分以外の視点を含んで考えてみるといいのではないでしょうか?
まとめ
今回は仕事の向き不向きや甘えなどについてお伝えしましたが、いかがでしょうか?
今回お伝えしたように、主観での判断では間違いやすいですが、具体的な内容や数字次第では退職自体問題はありません。
そのため、今後こんな事がしたいやこのままでは袋小路になってしまうなど、状況を判断して適切に行動するのは大切な事だと思います。
是非、仕事で悩んだ際には今回の内容を参考にしてみて下さいね。
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