仕事のストレスがもう限界!仕事を辞めたい!と思っている人は少なくありません。
ストレス社会と言われている現代社会の中でも、仕事は、最もストレスを感じるもののひとつ。
人間関係、待遇面、仕事のプレッシャー…
仕事をしていてストレスを感じないという人は、ほとんどいないと思います。
確かに、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを乗り越えた先に、社会人としての成長があるという意見にも一理あります。
それでも、「仕事のストレスがもう限界!」となってしまう時がありますよね。
今回は、ストレスがもう限界で仕事を辞めたい、と思ったときにどうすればいいのか?ということについてお伝えしていきます。
目次
ストレスが限界になる前に自分を守る
仕事のストレスを原因として、仕事を辞めることを相談すると、
ストレスで仕事を辞めるのは甘えている。
このようなことを言う人がいます。
周りにこう言われてしまうと、本当はストレスで仕事を辞めたくても、「ストレスで仕事を辞めるのは甘えかもしれない」と、仕事を辞めるのを躊躇してしまいますよね。
でも、ストレスは実はとても怖いもの。
過度にストレスが溜まっていくと、
- 自律神経失調症
- うつ病
- 胃がん、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、過敏性腸症候群
などの原因になるからです。
仕事のストレスでうつ病になると、最悪、命を落としてしまう危険性だってあります。
「仕事のストレスは、実は怖いもの」ということはしっかり頭に入れ、そうなる前に自分を守る必要があるのです。
そのためには、仕事を辞める選択肢も十分ありえること。
まだ大丈夫と思っていても、自分でも気づかないうちに、いつの間にか積み重なり、ある日突然、症状として現れることもあるので、早めの対処が望ましいでしょう。
仕事のストレスはどこまで我慢すればいいの?
「仕事を辞める?それとも我慢する?」ここも迷いどころではないでしょうか。
確かに、仕事のストレスは様々な病気になるリスクとなります。
しかし、仕事をしている以上ストレスがゼロになることはありませんし、適度なストレスはむしろ良い影響を及ぼす場合もあります。
例えば、ノルマや締め切りなど、仕事のプレッシャーというストレスを乗り越えることで、社会人として一回り成長することができた、といった場合は良い影響と言えるでしょう。
ですから、仕事のストレスをどこまで我慢した方が良いのかという問題は、線引きが難しい問題です。
しかも、ストレス耐性は人によって違いますから、客観的に見て我慢すべき仕事のストレスであっても、本人にとっては耐えがたい苦痛である場合もあるものです。
ひとつの判断基準として、「ストレスが原因で体に不調をもたらす」ようなら、仕事を辞めることを考えた方が良いかもしれません。
体の不調とは、「頭痛、腹痛、吐き気」などの体の症状と、「憂うつ感、集中力の低下、不眠症」などの精神的な症状があります。
これらの症状は病気につながるサインで、症状が出るということは、体が「仕事のストレスはもう限界!」と訴えているということ。
仕事のストレスでこのような症状が出るなら、仕事を辞めることを考えた方が良いですね。
仕事のストレスで仕事を辞める前に考えるべきこと
仕事のストレスで仕事を辞めたいと思うなら、仕事を辞める前に「ストレスの原因を改善できないか?」ということを考えましょう。
私の知り合いに、嫌いな上司が近くに来ただけで、全身にじんましんができるという人がいました。
元々、その上司にパワハラを受けていたので、体が拒否反応を示すようになってしまったのです。
人間関係が原因のストレスです。
その人は、会社に相談して部署移動をしてもらい、結果的に今でもその会社で元気に働いています。
このように、原因がひとつなら、会社の上層部に相談することで仕事を辞めなくてもストレスが改善するパターンもあります。
仕事の待遇面、人間関係でストレスを抱えているなら、このように会社の上司や上層部に相談をすることで職場環境を変え、ストレスが改善されるケースもあります。
ストレスが限界で仕事を辞めようか迷っているなら、このような方法を試してみると良いでしょう。
相談しても改善されないなら、仕事を辞めれば良いだけです。
仕事のストレスは仕事を辞めれば解放される
転職には、メリットもありますが、デメリットも多いです。
ストレスが限界で仕事を辞めようとすると、
それじゃあどこへ行っても同じだよ?
というようなことを言う上司も多いです。
ただ、私はそうは思いません。
仕事を辞めて新しい職場に行けば、環境が変わります。
もちろん、失敗することもありますが、環境が変われば、人間関係も仕事の待遇面も改善される可能性は高いです。
少なくとも仕事のストレスが限界で、
- 仕事に行こうとすると頭痛や腹痛がする
- 不眠症になった
- 集中力がなくなり、気分がいつも憂うつである
このように体や心に不調をもたらすようなら、病気になる前に仕事を辞めた方が良いですよ。
まとめ
「ストレスが限界で仕事を辞めたい」と思っている人がまずやるべき事は、「ストレスの原因を改善できないか模索する」ということ。
真面目で責任感が強い人ほど、自分を会社に合わせる傾向があり、よけいストレスが溜まります。
会社での待遇面や人間関係は、相談や交渉をすることで改善するケースがありますが、相談しても取り合ってくれない、改善されないということもあるでしょう。
そのような会社にしがみつく必要はありません。
ストレスで病気になる前に、仕事を辞めるべきです。
ほとんど場合、社員は退職日の2週間前に会社を辞める意思を伝えれば、一方的に会社を辞めることができます。
社員には、職業選択の自由があり、会社を辞める自由があるからです。
特に、仕事のストレスで心や体に不調をきたしているなら、早めに対策することが重要ですよ。
毎日つらいのを耐えるくらいなら、一歩踏み出して、あなたに合った職場環境を手に入れましょう!
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