仕事は仕事、と割り切ることができたらどんなに楽になるだろう、と思ったことはありませんか?
仕事が終わっても会社での出来事が気になったり、仕事を家に持ち帰ったり、休日出勤してしまうなど、気の休まらない日々を過ごしていませんか?
もしあなたが就職したばかりだったり、異動や転職で新しい仕事を始めたところなら、一時的に仕事のことが気になってしまうのは仕方がないこと。
しかしずっとそんな状況だと心身共に疲れてしまい、「仕事ばかりで好きなこともできない」「何のために働いているんだろう・・・」と悩んでしまうことになりかねません。
仕事は仕事と割り切り、プライベートに引きずらないためには、働き方を工夫する必要があります。
今回は、会社の人間関係やストレスを割り切り、もっと楽になるコツについてまとめていきます。
目次
仕事を割り切ると楽になる ①会社の人間関係
割り切って仕事するコツの一つ目は、人間関係を見直すこと。
人付き合いにはいくら時間をかけても平気!という人なら、ストレスを感じないかもしれません。
しかし多くの場合、「終わりのない愚痴」「本当かどうかわからない噂」に付き合ったり、「派閥争い」「機密を聞き出そうとする駆け引き」などに巻き込まれるのは「わずらわしい」と感じるもの。
そもそも、会社は仕事をしてお金をもらう場所。
同僚は協力して仕事をすすめるパートナーであり、なんでも話せる友達ではないのですから、仕事に支障がない範囲でコミュニケ―ションが取れていれば問題ないのです。
もちろん、あいさつや雑談など、リラックスしたり関係をスムーズにするための交流は必要ですが、必要以上に長い時間を割いたり利害関係を伴うほど深入りする必要はないということ。
人間関係に深入りしなくなると、「付き合いが悪い」「とっつきにくい」などと言われるかもしれませんが、自分の仕事をきちんと終わらせ、周りの人に礼儀正しく、そこそこ愛想良く接していれば、そうそう嫌われることはないものです。
しかも、人間関係に時間を取られることが少なくなると、次のようなメリットもあります。
- 自分の仕事に集中でき、仕事の能率が上がる
- 気乗りのしない飲み会に行かなくて済む
- 仕事終わりの時間を自分のために使える
人付き合いを濃くしないメリットも踏まえ、あなたにとって居心地のよい距離感を保つと良いでしょう。
仕事は割り切ると楽になる ②仕事のストレス
割り切って仕事するコツの二つ目は、仕事を効率的に終わらせて、ストレスを軽くすること。
仕事をきちんと早く終わらせるためのコツには、どのようなものがあるのでしょうか。
割り切って仕事をするコツ①時間や労力をかけすぎない
まずは、自分が仕事にどのくらい時間と労力をかけているか振り返ってみましょう。
中には、やたらと時間のかかっている仕事はないでしょうか?
余計に時間がかかるのは、自分のやり方の効率を見直してみましょう。
前任者あるいは先輩にアドバイスを求めたり、工程をシンプルにしたり、インターネットで効率化のヒントを探しているのも良いですね。
また、多くの労力がかかりとにかく疲れてしまうなら、もしかしたらあなたがどの仕事も全力でやろうとしているからかもしれません。
誰だって、全ての仕事の質と量を最高品質にしようとしたら、いくら時間と労力があっても厳しいもの。
ですので、重要な仕事には注意力と労力をしっかりかける一方、単純作業やルーティンワークはほどほどの力で済むよう、ペース配分を工夫するのです。
「ほどほどの力」といっても手を抜くという意味でなく、「仕事の労力にメリハリをつける」イメージです。
メリハリを意識すると、全ての仕事に全力をかけて疲れてしまうことが減り、どの仕事が重要で労力をかけるべきなのか、わかるようになってきますよ。
割り切って仕事をするコツ②仕事量は適正に
責任感の強い人ほど、依頼された仕事を次々と抱えてしまいがちですが、これはストレスをためてしまう原因のひとつです。
無理な分は初めから断れれば一番良いのですが、上司から直接頼まれるなど、断りにくい場合も多いですよね。
ただし、どんなに能力の高い人でも勤務時間には限りがありますから、一人でできる量は限られているもの。
たくさんの仕事を自分ひとりで抱えてしまうと、仕事が仕上がるスピードが遅くなってしまう上、自分にもストレスがかかってしまい、良いことがありません。
ですので、自分が処理できる量を超えた仕事が入ったり、苦手な仕事が回ってきたら、無理せず上司や同僚など周りの人に助けを求めましょう。
自分でなくてもできる仕事や、自分が苦手な仕事から依頼するようにすると、仕事全体の仕上がりが早くなり、効率がアップします。
この方法のポイントは、普段から協力してもらいやすい雰囲気を作っておくこと。
同僚が困っているときに進んで協力を申し出るようにしておくと、自分が困ったときも頼みやすいですよ。
周りに協力してもらった代わりに、適正量になった自分の仕事に集中し、上司や同僚の期待に応える姿勢を忘れないようにしましょう。
割り切って仕事をするコツ③結果をちゃんと出す
仕事を早く終わらせらたとしても、結果が伴っていなければ評価されません。
そのためにおすすめなのが、その仕事は誰のためのものか、会社にどんな意味があるのか、考えて動くこと。
例えば上司から直接依頼された仕事なら、その仕事で求められていることを、上司に細かく確認しておくと仕事の精度が上がります。
いつまでに、どういった形で仕上げれば良いか、その仕事は誰に向けたものか、何を伝えるためのものなのか。
確認作業や下準備が面倒に感じるかもしれませんが、自己判断で一度提出したものを、やり直しになるよりはましです。
仕事は、依頼主が満足し、喜んでもらえる価値を提供した時に良い評価をされます。
誰に何を望まれているのかをしっかり押さえておけば、ムダな作業をすることもなく、最短で良い結果につなげることができますよ。
まとめ
仕事の人間関係や会社のストレスを割り切ると楽になる理由、そうするためのコツについてまとめていきました。
人間関係のストレスを割り切るには、会社の人付き合いは、仕事に支障がない程度のコミュニケ―ションで良しとすること。
その代わり、あいさつや雑談など、関係をスムーズにするための交流は心がけましょう。
仕事のストレスを割り切るには、労力をかけすぎないこと、仕事量を適正にすること、ちゃんと結果を出すことを意識して、効率アップと早めの退社を目指しましょう。
仕事は生きるために必要なことですが、私たちは仕事のために生きているのではありません。
あなた自身が好きと思えることを、思い切り楽しむ時間も必要です。
できるだけ仕事のストレスを引きずらない、あなたに合った働きかたを見つけていきましょう!
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