「仕事を辞めたいけど家族に言えない」「仕事辞める時、家族にどう伝えたらいいのかわからない」と言う悩み、ありますよね。
仕事を辞めるというのは大きな決断ですから、「家族に無用な心配をかけたくない」「反対されるのが分かっているから伝えにくい」となかなか言い出せないもの。
しかし、家族にはきちんと伝えることをおすすめします。
家族に伝えるとかえって混乱しそうですが、なぜ伝えたほうがいいのでしょうか?詳しく解説していきます。
目次
仕事を辞めたいと家族に伝えたほうがいい理由
仕事を辞めたいと家族に伝えたほうが良いのは、バレないよう気を遣うことがさらにあなたの負担になってしまうから。
仕事を辞めるのは大きな決断ですから、退職、転職活動、面接、再就職と、どのステップも心身の負担はとても大きいもの。
確かに家族に相談しなくても手続きすることはできますが、いつかは言わないといけませんし、家族に内緒で転職活動するのは相当気疲れします。
- 出勤時間や帰宅時間がいつもと違うのをどう説明しよう
- 今日は面接で少し遠くに行くけど、出張だったことにしようか
- 「今日の仕事どうだった」と聞かれたら何て言おう
このように、転職活動のつじつまを合わせるために気を回して、よけいに疲れてしまうのではないでしょうか。
以前、再就職活動中の人が前の会社の出勤時間に合わせるために公園で時間をつぶす、というドキュメンタリー番組もありましたが、家族の協力があればそんな必要はないのです。
退職から再就職までは、ただでさえ心身の負担が大きいもの。
家族に秘密にして自分の負担を増やすより、家族にきちんと伝えて協力してもらうほうが、より集中して取り組めますよね。
また、「転職先が決まってから家族に伝えたい」という人もいますが、これもおすすめできません。
というのも、後から聞かされる家族にとったら、あまりに突然なこと。
「そんな大事なことをどうして教えてくれないの」「何の相談もしてくれないなんて家族を信用していないの」と不信感を持たれてしまう場合が多いからです。
仕事辞める時は家族にどう伝えるべき?
仕事を辞めたいと家族に伝えたほうがいいのは分かっていても、明らかに反対されそうだと、なかなか切り出しにくいですよね。
家族が反対するのは、家族も不安だから。あなたがその不安を解決するようにきちんと説明すれば、納得してもらいやすくなりますよ。
仕事を辞める時の家族の不安①退職の理由が分からない
仕事を辞めると聞いたとき、家族がまず知りたいと思うのは「なぜ辞めるの」ということ。
詳しいことを言わないのではなく、なぜあなたが辞めたいと思うのか、正直に伝えてみましょう。例えば次のような例があります。
- 残業が多くて家族の時間が持てない
- このままだと昇給が期待できず、家計が良くならない
- 心身の負担が大きくて、このままだと安定して働けない
仕事を辞める理由としては、家族のためだけでなく「自分がつらい」ということも十分理由になります。
「自分が少々つらくても、家族のためには辞められない」という人もいますが、もしあなたが倒れてしまったら、それこそ家族全員に影響してしまいますよね。
自分がつらい、という理由は全く自己中心的ではありません。
家族に相談することで「そんなに大変な思いをしていたんだ」「何か家族にできることはないかな」と理解が得られることのほうが多いですよ。
仕事を辞める時の家族の不安②未来が不安定になる心配
仕事を辞めると聞いたとき、家族が心配するのは将来が不安定になること。
仕事を辞めることで、収入面や生活環境が大きく変わる可能性があるからです。
もしすでに再就職先が決まっていれば、およその変化は予測できますから、どのくらい変わる必要があるのか、合わせて説明しておくと良いでしょう。
再就職先が未定であれば、どういった職種に就職するのか、大体いつ頃に転職できそうか、など大まかな予定を伝え、それまでのプランを家族で考えてみると良いでしょう。
未来が不安なのは、転職する本人も家族も同様です。
しかし相談しておくことで一人で悩む必要がなくなりますし、皆でアイデアを出し合って乗り切ることができますよ。
まとめ
仕事を辞めたいけど家族に言えないと悩んだときは、家族にはきちんと伝えたほうが良い理由をまとめました。
仕事を辞めることを家族に伝えたほうがいいのは、次の2つの理由です。
- バレないよう気を遣うことがあなたの負担になってしまうから
- 後から聞かされた家族に不信感を持たれてしまうから
また、家族に伝えるときには、次のポイントに注意すると納得してもらいやすいでしょう。
- 退職が必要な理由をきちんと説明する
- 将来どんな変化が起こりそうか見通しを伝える
仕事を辞めるのは、あなただけでなく家族の生活にも大きく影響する大切なこと。
あなた一人で抱えるのではなく、きちんと家族に伝えて、協力してもらうことでしっかり乗り切っていきましょう。
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