仕事がうまくできないからもう辞めたい、仕事から逃げたいと悩んでいませんか?
与えられた仕事が満足にできないと感じてしまうことは、辛く苦しいもの。
仕事ができないことで上司からは叱責を受けるし、「自分は仕事ができない人間なんだ」と自信も失ってしまいますよね。
今回は、仕事ができないと感じる原因と、逃げ出したいと感じた時にどうしたらいいのかまとめていきます。
目次
仕事ができない原因①仕事が合っていない
仕事ができないとまずは自分を責めてしまいますが、必ずしも自分に原因があるとは限りません。
原因のひとつは、仕事そのものがあなたに合ってないこと。
例えば、体力に不安があるのに立ち仕事をするとか、黙々と作業をするのが得意なのに人と接する仕事をしていたりすることは、もともと不得意な可能性が高いですよね。
人間には向き不向きがあります。やり続けることは確かに大切ですが、向いていないことを嫌々続けたところで、上達する人はほんの一握り。
継続することも大切ですが、それより重要なことは適性です。
今の仕事が自分に向いていないと感じるのであれば、本当に自分に向いていることは何か自問自答し、方向性を見つけていきましょう。
仕事ができない原因②仕事を教えてもらえない
仕事ができないと感じるときは、上司から仕事をきちんと教えてもらえていないことが原因の場合もあります。
あなたは、上司からちゃんと仕事を教えてもらっていますか?あなたの上司は、指導力のある人ですか?
具体的な指示をせず「見て学べ」という指導は、典型的な悪い指導です。
例えば、あなたが初めて将棋をやるとして、いきなり「見て学べ」と言われてうまくできるでしょうか。
ルールも駒の性質もわからない中で実際の対局を見たところで、学べることはほとんどないですよね。
そもそも「見て学ぶ」ためには、ある程度の知識や経験が必要。
対局を見て将棋を学べるのは、もともと将棋のルールを知っていて対局経験のある人だけ。経験のある人が他の人の打ち方を見ることで、学びが発生するのです。
一方、将棋のルールすらわからないという人は、まずは手とり足とりルールを教えるところから始めなければ、見て学ぶことは無理ですよね。
しかし、仕事ではその手取り足取りの段階をすっ飛ばして、いきなり実戦に入らせてしまう指導が多いのが実状です。それでは失敗してしまうのも当たり前と言えるでしょう。
ですから、きちんと指導を受けていない中で失敗をとがめられているとしたら、自信をなくさないでください。
はじめから仕事が出来る人はいないもの。少し勇気がいるかもしれませんが、先輩や上司に自分のわからないところを伝え、きちんと指導してくれるよう頼みましょう。
ちょっとアドバイスをもらうだけで、ぐんと仕事の効率が変わることはよくありますよ。
ただし、故意に教えてくれなかったり、もともと社員を教育する気がない職場なら、職場を変えることも必要と言えるでしょう。
自分に問題がなくもう逃げたいなら転職しよう
仕事ができないと感じても、自分には問題がなく、もう逃げたいと感じるなら転職は良い解決法。
というのも、今の職場で働き続けても、仕事を覚えるまでに「無駄な失敗」をさせられることがわかっているから。
そもそも、失敗するのは悪いことではありません。そこから学び、次に生かせば良いからです。
ただし、仕事選びや教育をきちんとすれば避けられるはずの失敗を、あえてする必要はないですよね。
仕事が合ってないのだとしたら、その種類の仕事は自分に合わないということを学びとし、次の仕事を探せばいいのです。
上司がしっかりと仕事を教えないのであれば、きちんと社員教育をしている会社を選べば解決します。
自分以外に原因があるのに「仕事を辞めたい、逃げ出したい」と考えることは悪いことではありませんし、その理由から決断される転職は「逃げ」ではなく「前進」です。
つまり、転職によって停滞している現状から抜け出し、また成長するチャンスが訪れるということ。チャンスを掴むための転職を選択していきましょう。
まとめ
仕事ができないと感じる原因と、逃げ出したいと感じた時にどうしたらいいのか、まとめていきました。
仕事ができないと感じる原因には、次のような場合があります。
- 仕事が合っていない
- 仕事をちゃんと教えてもらえていない
仕事ができないから辞めたいと考えることは、逃げることではありません。
もちろん、自分に改善できるところがあれば直す努力は必要ですが、あなたに問題がないなら、苦しい職場に居続けるのはとてももったいない。
ただ耐えることに時間と労力を使うよりも、もっとあなたに合った職場を探すことにパワーを使い、いきいきと働くほうが何倍も有意義です。
心も身体も充実させ、あなた自身が楽しめる働き方を実現しましょう!
この記事を気に入っていただけたら、クリックいただけると嬉しいです!