仕事を休みたいのに、代わりがいないから休めないといった経験はありませんか?
特殊な仕事ができる人が休むと仕事に穴が空くため、会社から「代わりがいないから仕事してくれ」と言われるのも、無理はありません。
しかし、休むことは労働者の誰もが持つ権利。会社がいくら出社を義務付けようが、あなたは休みを取っていいのです。
休みたいときに休みを取らないと、最悪の場合身体を壊してしまいます。
どうしても休みが取れない場合は、転職も必要。というのも、そもそも「代わりがいない」ことの責任はあなたではなく、会社にあるから。
すなわちあなたは、会社に何を言われようが休みたいときは休めばいいですし、休めないなら辞める選択をすればいいだけです。
今回は、仕事を休みたいのに休めない時の対処法についてまとめていきます。
目次
仕事で代わりがいないと休めない原因は会社にある
仕事を休みたいのに休めない原因は会社にあり、大抵の場合は人手不足からくるもの。
例えば、同じ部署の人が辞めてしまったなどの原因で、仕事をできる人が限られてしまうケースです。
その場合、仕事ができる数少ない人が休んでしまったら、仕事は回らなくなるというわけです。
しかし、その原因はあなたが生み出したものではありませんよね。会社が必要な人材の補充をしないことが原因なのです。
または、事業規模が現在の社員数に合っていないのかもしれません。
また、社員数は足りているものの特定の仕事をできる人が限られているケースもあります。
こういう場合、あなたはどうしても休めない一方、簡単に休めてしまう社員もいるのもよくあること。
社員間でも休みやすさに差があると、いらいらして、ますます疲れが増長してしまいますよね。
どの場合も、会社がきちんと人材教育をしていないことが原因。
仕事ができる人がいるばっかりに、その人に頼りきった社内体制にしていることがいけないのです。
どんなにすごいスーパースターだって、一人でずっとハイパフォーマンスを維持することはできませんよね。
周りが支えたり、カバーしたり、時には交替しながらこそ輝き続けられるもの。
そして、これはビジネスでも同じこと。特定の個人に頼る会社経営では、限界があるのです。
仕事の代わりがいなくても休みたいときは休もう
仕事で代わりがいないから休めない、ということはあってはなりません。
あなたは労働者として休む権利がありますので、休みたいときは休むべき。
というのも、先に説明した通り、代わりがいない原因はみなさんではなく会社にあるから。
あなたは休みを取って問題ないのです。あなたが「休みたい」と考えるということは、疲れがたまっているということですよね。
その原因も会社にありますし、疲れがたまった状態で仕事をしても疲れはたまる一方。
それどころか、休みが取れくて疲労困憊し、身体を壊してしまうのがオチです。
そうなってしまったら、いよいよ会社が回らなくなりますから、あなたが疲れがたまった状態で仕事をすることは、会社のためにもならないのです。
「体調管理も仕事のうち」とは、よく言われること。休みたい時は休むのも「仕事」のうちですよ。
仕事がどうしても休めないなら転職を
どうしても仕事が休めないのなら、辞めるのも選択肢です。
会社に改善の意志がみられなければ、転職してしまうのがオススメ。
会社にとって、社員を休ませずに仕事のパフォーマンスを落とすことは大きなリスクですよね。
それなのに、休ませないスタイルを続けているなら、一連のリスク管理ができていない会社と言えますし、社員の離脱が相次ぎ最悪倒産することもあり得ます。
あなた自身が、会社存続の「リスク」を考えることも大事なのです。
倒産するような会社に留まっても、給料も上がらないしスキルも得られません。また、会社が倒産すれば、当然転職活動を余儀なくされます。
そうなる前に、自分から手を打たなくてはいけません。
あなた以外にも社員が次々と辞めていったり長期の休職に入っていたら、会社として危険信号と考えてよいでしょう。
倒産は極端な表現ですが、時代に見合った働き方を社員にさせられない会社は必ず時代に取り残されます。
つまり、社員であるあなたにも、会社を見極める目が必要だということ。
休みたいのに休めない会社は、労働者のことを考えていない会社です。
あなたが働きすぎて潰れてしまったらどうなるかを、考えていない証拠です。
休めないことを理由にその職場を辞めることは、間違いではありません。そのような会社に留まっても、メリットは享受できないでしょう。
まとめ
仕事を休みたいのに、代わりがいなくて休めないという状況は会社に原因があります。
あなたの方が会社に遠慮する必要は全くなく、あなたは「休む」という選択ができるのです。
もし「あなたがいなければ回らない」と勤務を強制されているのなら、あなたがそれだけ特殊な技術を身に付けているということ。
つまり、特殊性や専門性が高く、他社にも求められる人材であり、転職が成功する可能性も高いです。
ですから、もっと良い職場環境を目指すことは大いにアリと言えるでしょう。
人生の時間は限られています。あなたは仕事をするとき、自分の時間を会社に与え、給料を受け取っています。あなたの時間とお金を交換しているのです。
ですから、あなたには「この会社は自分の時間を与えるのに相応しいかどうか」を判断する権利があるのです。
限られた時間の中で、給料以外にも得られるものが多い環境を選択していきましょう!
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