精神的に疲れたと感じ、仕事に行きたくないと考えることはありませんか?
そのような状態を放っておくと、仕事どころか日常生活にまで支障をきたしてきます。精神的に辛くて仕事に行けない状態であれば、まずは休みましょう。
もっとも、休む時には会社への連絡が必要です。しかし精神的に疲れてしまうと、連絡することすら億劫になってしまいます。
「休むって連絡したら怒られるんじゃないか…」という不安もあるでしょう。
そのような切羽詰まった状況になる前に、自己管理の中で少しでも危ない!と察知した時に休むようにしましょう。
連絡すら億劫なほど深刻であったとしても、無断欠勤をすれば必ず会社から電話がきます。その電話でさらに精神的に疲れてしまう前に、しっかりと手を打ちましょう。
目次
精神的に疲れたときの対処法①有給を使いしっかり休む
精神的に疲れて仕事に行けない状態であれば、まずは有給を取りましょう。
1日だけではなく、1週間などある程度まとまった期間を取るようにしましょう。1日だけ休んでも、寝ることだけで使い果たしてしまうのがオチです。
精神的な疲れを取るためには、まず「明日も休みである」という心のゆとりが第一です。
そして、ゆとりができてくると徐々に自分が精神的に疲れた理由や自分のやりたいことに心のベクトルが傾きはじめます。
ここまでいかないと、有給を取る意味がありません。したがって、有給はある程度の長期間であることが必要です。
もしなかなか自分の内面にベクトルが傾かなければ、自分の行きたい場所に出かけてみましょう。
温泉旅行でもスタバでも構いません。行きたい場所に行くことで少しずつ自分の姿を取り戻し、自分の内面にベクトルが傾くようになることもあります。
まずは気が済むまで寝て、身体の疲れを取り除くようにします。
身体の疲れが取れるだけで、すぐに精神的な疲れの原因を自問自答できるようになることもあります。
そうでなければ、次は行きたい場所に行き、心身を充実させましょう。
この段階で、「行きたい場所に行き続けるためのお金をどう稼ぐか」を考えるようになるのではないでしょうか。
精神的に疲れたときの対処法②SNSはしない
精神的に疲れ、休みたいときはSNSも見ない必要もあるでしょう。平成の終わりごろに普及が加速したSNSは、すっかり生活の一部として存在するようになりました。
しかし時代は令和に変わり、『SNS疲れ』という言葉も聞かれるようになっています。
SNSでは、絶えず人々の日常が投稿されています。SNSは、知らない人同士でも喜びや感動、そして趣味を共有できる場として育ってきました。
しかし精神的に疲れた状態だと、他の人の充実が妬みに変わってしまいます。
また、充実している他の人と自分を比べてしまい、自分を責めてしまうこともあるでしょう。
仕事に行きたくないほど精神的に疲れてしまっているにもかかわらず、せっかくの休みでSNS疲れをしてしまっては本末転倒です。
SNSを見ないようにする効果はもう1つあります。それは、自分自身もネガティブな投稿をしなくて済むことです。
精神的に疲れた状態でSNSを見てしまうと、どうしても「誰かに共感してもらいたい」とネガティブな投稿をしてしまいます。
しかし、ネガティブな投稿を不特定多数に、さらに言えば世の中に伝える必要があるでしょうか。
ネガティブな投稿は、その伝染を嫌う他の人を遠ざけてしまいます。
他の人に共感を求める場合は、SNSで不特定多数に呼びかけるのではなく信頼できる人に直接連絡をしましょう。
精神的に疲れたときの対処法③仕事以外の好きなことに没頭する
精神的に辛くて仕事に行けない時は、仕事を忘れて好きなことに没頭しましょう。
趣味がある人は、ひたすら趣味のことだけ考えればいいのです。
カフェ巡りが趣味なら行きたいお店を探して行けばいいですし、趣味がサブカルチャーのものであれば聖地巡礼のようなことをしても面白いでしょう。
また趣味が見つからない人は、自分の強みと向き合ってみましょう。
運動神経の良さが強みである人はトレーニングをすればいいですし、文章力が強みの人はブログを書いてみるといいでしょう。
絵を描くこと、ハンドメイドをすることなど何でも構いません。自分の強みから、できそうなことを探す時間にすることが充実感をつながります。
休みたいというほど精神的に疲れていると、やりたいことも強みも見えてこない場合があります。
しかしそれは遠慮や世間体を気にして、自分をさらけ出すことを怖がっているからです。
人の目は気にせず、自分の好きなことや強みを存分に楽しみましょう。
どうしても辛いなら転職を考えよう
精神的に辛くて仕事に行きたくない状態から休みを取ったものの、それでも辛い状態が続くのであれば転職も考えましょう。
どうしても辛い時は、我慢する必要はありません。
転職をする際は、なぜ精神的に辛くなってしまったのかをしっかりと分析しましょう。
なぜ休みたいと考えたのか、休みを取って変わったことは何か、休み明けに辛いと感じたのはなぜか…これらを分析しきれないまま転職に踏み切っても、また同じことを繰り返してしまいます。
転職を成功させるには、自分のネガティブな部分をまず言語化しなくてはなりません。
そして、そのネガティブな部分はどうすればポジティブに変わるのかまで分析しましょう。
そこまでを言語化できるようになれば、理想の職場が見えてきます。
転職はあくまで最終手段ではありますが、辛い環境から抜け出すことは悪いことではありません。
むしろ辛い環境に身を置き続けることが“逃げ”です。どうしても辛い時は転職も選択肢に入れましょう。
まとめ
精神的に疲れた、休みたいと考える時はまずしっかりと休みましょう。
仕事が辛いのに、ネガティブな感情を持ったまま続けてもいいことはありません。こうした状況では、自分に素直になることが一番大切です。
自分に素直になり、休むことを選択するとやがて自分のやりたいことが見えてきます。
それが仕事についてであれば職場復帰すればいいですし、趣味のことであれば趣味に没頭すればいいでしょう。
「もう休みすぎではないか」などと世間体は気にせず、自分のやりたいように生きればいいのです。
休みを取って見えてきた自分のやりたいことが今の職場では叶わないとなれば、転職をするのが良いでしょう。
転職によって仕事でやりたいことが見つかる場合もありますし、趣味に没頭する時間を確保することも実現できることもあります。
辛いことを続けても、成果にはなりません。それよりも休む時はしっかりと休んで、生きたいように自分の人生を歩むことが何よりですよ。
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