仕事行きたくない時に仕事に身体が拒否反応を示し、吐き気などの症状が出たことはありませんか?
そのような症状はストレスが限界に達しているサイン。放っておくと病気につながる症状ですので、すぐに病院に向かいましょう。
吐き気などの症状が出てしまった時は、とりあえず落ち着くまで休むことが第一で、その後きちんと受診することがおすすめ。
しかし内科で診断しても大半は異常がないため、原因がよくわからずもやもやしてしまうことも良くあります。
仕事への拒否反応は病気のサインで、特に精神的なダメージを受けているときに出やすいもの。
今回は、仕事に仕事に身体が拒否反応を示し、吐き気などの症状が出たときの対処法をまとめていきます。
目次
仕事に身体が拒否反応を示した時の対処法①落ち着くまで休む
仕事に体が拒否反応を示し吐き気などの症状は出た時は、とりあえず落ち着くまで休みましょう。
電車に乗っている時であればすぐに途中下車をし、車を運転しているのであれば近くのコンビニなど駐車できる場所で足を止めましょう。
電車通勤であれば無理をすれば電車を止めることになりますし、車通勤であれば事故を起こす可能性もあります。
仕事の拒否反応として症状が出ているのですから、無理なものは無理と考え、出社を遅らせたり、諦めるのが安全です。
電車の場合、駅員さんも体調不良への対応は慣れていますから、駅の事務室などで休ませてくれます。とりあえず落ち着くまで休みましょう。
車の場合、あまりに苦しいと不安になりますが、少し休むと症状が落ち着くことも多いです。
慌てて救急車を呼ぶ前に、安全な場所に停車し、少し様子を見てみるのが良いでしょう。
症状を落ち着かせる方法としては、例えば次のようなものがあります。まずは安全を確保し、あなたに合った方法を試してみましょう。
- 音楽を聴きながら、大げさにリズムに乗ってみる
- 深呼吸をする
- (車の場合)後部座席に横になる
- ミント系のタブレット菓子を口に入れる
仕事に身体が拒否反応を示した時の対処法②病院に行く
仕事に行きたくなくて身体が拒否反応を示したときは、いったん症状が落ち着いたとしても、病院に行くのがおすすめです。
なぜなら、プロの判断を聞くことで、自分の状況を早く把握することができるから。
原因がわからないまま、何度もしんどい思いをするのは嫌ですよね。
医師を始め、プロのスタッフは知識や経験をもとに客観的に判断することができますから、相談したほうが、より早くあなたの体調不良の原因に近づけます。
多くの場合、症状が出るのは平日なので病院も開いています。症状を落ち着かせた後にその日のうちに行くのがおすすめです。
もしこの時、自分の気持ちが弱いからだと自分を責めてしまうようなら、精神的に弱っている可能性がありますので、心療内科にも相談すると良いでしょう。
内科に行っても異常が見つからない場合も、症状の原因の根底にあるのが「仕事に行きたくない」という気持ちであることが多いです。
この場合も、心療内科で診断を受けることを勧められることになるでしょう。
心療内科と聞いて抵抗があったり、どうもピンとこない、大げさだと感じる人もいます。
特に日本人はストレスに耐えて成果を出すことを美徳としてきたので、ストレスに耐えられないのを自分の「弱さ」と感じ、なかなか受け入れにくいです。
しかし厚生労働省の調査によると、労働者の58.0%が仕事に強いストレスを感じていると言われています。
現在では、ストレスを受け入れられる人のほうが少数派とも言えるでしょう。
ストレスを和らげる方法を見付けられるのは心療内科ですから、引け目を感じずにまずは相談してみてはいかがでしょうか。
身体と同じようにプロから診察を受けることで、より早い解決につながりますよ。
吐き気などの症状は病気のサイン
仕事に行きたくないストレスに起因する吐き気などの症状は、パニック障害や自律神経失調症といった精神的な疾患の可能性があります。
これらを受け入れずに「気持ちの弱さ」を原因だと考えていると、うつ病との併発になり外出することすら困難になる場合もあります。
時代が進むにつれ、ストレスから身体を壊してしまうケースが増えてきています。
昔は「気持ちの問題」で片付けられていたものも、時代の移り変わりとともに深刻さは肥大しています。今や日本は「ストレス大国」なのです。
日本はまだ旧態的な体育会系の考え方が根強く、体育会系出身者が就職で優遇されるケースも目立ちますよね。
しかしこの考え方こそストレスの根本原因であり、根性論で我慢を強いることで身体を壊す人が出てきてしまいます。
あなたが仕事に行きたくないのも、会社の考え方の問題からくるものではないでしょうか。
そうしたストレスが精神を追い詰めて、最悪の場合、自殺にまで至ることもあります。
吐き気などの症状は病気のサイン。
今出ている症状が深刻でなくても、いずれは命に関わる場合があることを忘れず、すぐに病院に行きましょう。
まとめ
仕事に行きたくなくて身体に吐き気などの拒否反応が出てしまう、もう仕事に行きたくないと悩んだ時の対処法についてまとめていきました。
次のようなポイントで考えてみてください。
- まずは症状が落ち着くまで休む
- 病院へ行ってプロのアドバイスを受ける
- 精神的な病気の可能性も考えて、放置しない
仕事への拒否反応が出た時は、あなたは何のために仕事をしているのか、もう一度振り返ってみましょう。
生活のために仕事をしているのに、仕事のストレスが原因で生活ができなくなるのは本末転倒ですよね。
吐き気などの身体の異常を感じた時は、直ちに休職して治療に専念しましょう。
そうでないと心身ともに追い詰めてしまい、どんどん回復が遅れてしまいます。
あなたの人生は、仕事をするためだけにあるものではありませんよね。
あなたが生きやすい世界は、まだ見ぬ先に存在しますよ。
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