会社のカラーに合わない職場で、我慢して働くことは必要なのでしょうか。
毎日言葉にならない感情を抱えながら、耐えるように働いている人は少なくはないでしょう。
しかし、その働き方では得られる給料に対して失うものがどんどん蓄積し、やがて、感情の爆発や体調の悪化などによって会社を離れなくてはいけなくなってしまいます。
今の働き方に違和感があるのなら、転職するという選択は決して悪ではありません。
我慢せず理想の働き方を、そして理想の人生を追求しましょう。
今回は、会社のカラーに合わないときはどうしたらいいのかお伝えします。
目次
会社のカラーに合わないなら転職がおすすめ
特に会社の雰囲気や社風が合わないと感じると、仕事に集中することができません。例えば…
- 上司やほかの社員との距離感が合わない
- タバコが苦手なのに分煙がきちんとなってない
- 方針がすべてトップダウンで、挑戦できる風土ではない
- 仕事量に見合う評価をされていると感じない
- 残業時間が多い
などを我慢して働くことは質のいい仕事の妨げになりますし、会社で働くことに誇りややりがいを感じられなくなる原因にもなります。
ですから、もしあなたが、会社のカラーが合わないと感じているけど我慢して働いているのであれば、転職がおすすめ。
理由は、以下の3つのデメリットが存在するからです。
社風が合わないときは転職が一番①社風は個人の努力で変わらない
社風が合わないと感じた時、正義感の強い人ならたまらず「自分がこの会社の社風を変えればいいんじゃないか」と考えることもあるでしょう。
しかし現実はよほど少数精鋭で経営している会社でなければ、一社員が社風を変えていくのは無理があります。
というのも、社風というのは会社の経営の歴史の中で築かれてきたものであり、現実に経営に携わる人たちはその社風を守れる人材にポジションを与えているから。
ポジションを与えられた社員が部下を指導し、多くの社員が決められたその雰囲気を守っているからこそ「社風」として今まで続いているのです。
ですから、社風を変えるために行動するとなると、相当な「労力」と「我慢」を覚悟しなくてはなりません。
そこまでして戦うよりは、その労力を転職に活かした方がいいと言えるでしょう。
社風が合わないときは転職が一番②能力を発揮できない
会社の雰囲気が合わない時にそれを我慢して働いても、自分の能力を十分に発揮することはできません。
“見えない敵”との戦いになってしまい、より我慢を強いられることにつながります。
例えば1つのミスをしてしまった時、上司にきつく怒鳴られたら委縮して上司の顔色を伺いながらの仕事になってしまいます。
仕事をする目的が業績のためや自分のためでなく、上司に怒られないためという消極的な姿勢に様変わりしてしまうのです。
無理して社風に合わせて働くことは膨大なストレスを伴いますし、ストレスを我慢して働くことに利点はありません。
社風が合わずに十分に能力を発揮できていないと感じるのであれば、転職という選択肢は現実味を帯びてくるでしょう。
社風が合わないときは転職が一番③心身に悪影響が出る
会社のカラーが合わない中で働いても、心身のどちらかが爆発して会社を辞めるというエンディングを迎えるでしょう。
モチベーションを上げることに限界がきてしまうか、あるいは身体を壊してしまうなど、我慢をすればするほど人生に悪影響を及ぼします。
やりがいを感じられ生き生きと働ける会社であれば、もしモチベーションが低くなっても無意識のうちに勝手に身体が動くような感覚で、仕事に取り組むことができますよね。
しかし社風が合わず人間関係などに問題を抱えていると、通勤するだけでも気が重く、モチベーションが必要になります。
そうなると「満員電車で隣の人の肩が当たった」などの些細なことでもイライラするようになり、溜まりに溜まったストレスに悲鳴を上げてしまいます。
ここですぐに休む選択肢を取れないと、うつ病や精神疾患にかかってしまい、長期的に働けなくなることだってあるのです。
さらには治療後に転職活動をしなければならなくなり、精神的にも肉体的にも大きな負担がかかってしまいます。
社風が合わないなど、感じる“違和感”はメンタルヘルスの前兆とも言えます。
その違和感を我慢して放置してしまうと、深刻な状態に陥ってしまう危険性があるため、未然に防ぐのが一番。
違和感を感じた時は、我慢せず自分の感情に素直になり、転職も視野に入れましょう。
まとめ
社風が合わないという問題は、決して軽んじて我慢してはいけませんし、我慢しても誰のためにもなりません。
仕事はまずは自分の生活を第一に考えて取り組むもの。そこで心身を壊してしまっては、生活ができなくなり本末転倒ですよね。
ひとつの会社に留まることだけが人生ではありません。
さまざまな会社でさまざまな社風に触れ、多様性を育むことで「経験のある人」として頼られる人間へと成長していくのです。
我慢することは美徳ではなく、むしろ自分が我慢が当たり前と思っていると、いずれ後輩社員に我慢を押し付けてしまう危険性もあります。
ネガティブな感情を持ったのであれば、時間の流れに解決を依存せず発想の転換で解決できるようになりましょう。
自分に合わない会社であれば、転職することも立派な選択肢。
一度きりの人生ですから、何よりも自分の感情に正直に生きて理想の働き方、そして理想の人生を手に入れましょう!
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