中小から大手に転職したいけど無理だろうか、大企業に転職したい、と悩んだことはありませんか?
大企業は「業績や給与が安定している」「福利厚生が優遇されている」などのメリットから、やはり人気の高い職場です。
ただ、転職しようと思っても応募条件や手続きで戸惑ったり、中小企業から大手に行くことは難しいかもとためらって行動できないケースも多いもの。
中小企業から大企業に転職することは無理ではありませんが、しかるべき準備が必要です。
今回は、中小企業から大手企業に転職する時、どんな事をしておけばいいのかまとめていきます。
安定を求めている方や、大手企業に転職したいと思っている方は、参考にしてみて下さいね。
目次
中小から大手に転職することは出来るの?
中小から大手に転職したいけど無理だろうか、大企業に転職したい、と悩む人は少なくありません。
結論から言うと、大手企業に転職する事は可能です。なぜなら、時期次第で大手も大量採用する場合があるから。
例えば、就活のシーズンには大手企業も大量の求人をかけ、欠員分などの従業を集める事があり、そういった時に中小から大手企業に移る事も出来ます。
さらに、ポテンシャル採用や技術職での募集なども行っているため、ある程度経験があれば採用されやすくなります。
ただし、求人が多いということはライバルも多いということ。
中途採用の枠をねらうなら、即戦力として働けることが必須と言えるでしょう。
中小から大手・大企業に転職したい時必要なこと
では、大企業にに転職するにはどのような事を行えばいいのでしょうか?
転職に必要な、これだけはしておきたいことをご紹介します。
中小から大手に転職する時の準備①スキルアップ
中小から大手・大企業に転職したいと思った時に、一番最初に必要となるのが「スキル」。
転職に必要なスキルや経験年数などは、企業の募集要項などから把握する事ができますよね。
一見、募集要項に見合うスキルがないと採用は難しいように見えます。
しかし、これはつまり、「見合うスキルを持っていれば採用されやすい」ということ。
普段から自分の技術を高めるのはもちろん、転職先で求められるスキルをきちんと確認しておきましょう。
特に、転職したい企業が決まっているなら、あらかじめ必要なスキルを調べ、習得しておくと成功しやすいと言えるでしょう。
中小から大手に転職する時の準備②成果を上げる
中小から大手・大企業に転職したいと思った時に、次に必要な要素は「前の勤務先での成果」。
あなたが前職でどのような成果を上げたかは、転職先が本当に欲しい人材かどうか見極める大切な情報となります。
転職前には、自分はどのくらいのスピードで何を達成したかを振り返り、会社での立ち位置や評価などを把握しておくのが良いでしょう。
中小企業で強みになりやすい例としては、大企業では若手ができないような仕事を担当したり、いろいろな仕事を兼任する経験を積みやすいことが挙げられます。
例えば、「チームリーダーとしてプロジェクトを成功させた」「製造から営業まで一人で行っていた」などの経験はアピールしやすいでしょう。
成果次第では、転職の決まりやすさや、転職先での評価も変わってきます。できる限り成果を上げ、アピールポイントを増やしておきましょう。
中小から大手に転職する時の準備③退職理由を整える
中小から大手・大企業に転職したいと思った時に、最後に大切なのは「退職理由」。
というのも、退職理由によっては、転職そのものが難しくなってしまうから。
例えば、「やりたい仕事じゃなかった」のようにやる気に疑問を持たれる理由や、「人間関係が悪かった」など、会社の悪口を言うような理由だと印象を悪くしてしまいます。
面接官からは、「転職してもまたすぐに辞めてしまうのではないか」「何かと他人や会社のせいにするのではないか」と思われてしまうと、採用が遠くなってしまいますよね。
なるべく自分に不利にならないように、「スキルアップのため」「現在の技術を生かせる職場を探していた」など、ポジティブな印象になる理由が良いでしょう。
中小から大手・大企業へ転職した時のメリット・デメリット
中小企業から大手・大企業に転職したい人は多くいますが、本当に大手企業に転職すればすべてうまくいくのでしょうか。
ここでは、大手企業に転職した際のメリットとデメリットを紹介します。
転職する前に、大企業に転職することがあなたのライフスタイルに合っているのか、もう一度振りかえっておきましょう。
大手企業に転職するメリット
中小企業から大手・大企業に転職するメリットは、次のとおり。
- 生活の安定
- 充実した福利厚生
大手企業への転職で一番のメリットは、給与の安定化ではないでしょうか。
倒産などの危険性も低く突然の解雇などもほぼ無いため、生涯を通して働ける可能性が高く、人生設計もしやすいですよね。
また、福利厚生が充実しているのも大手企業の強み。
場合によっては企業年金なども加入する事ができ、退職後も安定した生活を送る事ができます。
さらに、スポーツジムの無料化などの福利厚生がある企業もありますから、いろいろな社員制度を利用する事ができます。
このように、大きな企業に転職した場合、長期的な安定を望む事が出来ます。
そのため、安定志向の人生設計を考えるときには、大手企業はかなり魅力的な企業と言えるでしょう。
大手企業に転職するデメリット
一方、中小企業から大手・大企業に転職するデメリットは、次のとおり。
- キャリアアップしにくい
- 経験できる範囲がせまい
大手企業に転職した際の一番のデメリットは、役職付きになれる可能性が低い事。
多くの社員が働いている中、少々の功績では評価されるのは難しく、スピーディな昇給や昇格はなかなか難しいと言えます。
次に大手企業に転職した際のデメリットは、様々な経験をする事が出来ない点。
社員が多い分、仕事内容は分業制になっていることが多く、業務内容が限定されがちで、募集内容と異なる仕事にチャレンジできる機会は少ないでしょう。
そのため仕事の全容が見えず、ひとつの仕事をはじめから終わりまで未届ける機会は減る可能性があります。
さらに、同僚と競争意識が強くなり、息苦しく感じることもあるかもしれません。
このように、大手企業にも不利な点は存在しています。
転職するときは、大企業が自分に合っているかよく考えてから行動に移すのが、後悔しないコツと言えるでしょう。
まとめ
中小から大手に転職したいけど無理だろうか、大企業に転職したい、と悩んだときの対処法をまとめました。
結論から言うと、中小企業から大手企業に転職することは可能です。ただし、採用されるためにはそれなりの準備が必要です。
最低限、以下のような準備をしておくことがおすすめです。
- スキルアップ
- 前職で成果を上げる
- 退職理由を整える
また、大企業のメリットとデメリットには次のようなことが挙げられます。
転職前に、あなたのライフスタイルに合うのか、しっかり考えておきましょう。
【メリット】
- 生活の安定
- 充実した福利厚生
【デメリット】
- キャリアアップしにくい
- 経験できる範囲がせまい
あなたの状況をしっかり見極めて、あなたに合った職場環境を手に入れてくださいね!
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