もしあなたの会社が、見切りをつけた方がいい会社や、辞めた方がいい会社の特徴に当てはまっていたら、できるだけ早く仕事から逃げた方がいいですよね。
実際、辞めた方がいい会社にはどんな特徴があるのでしょうか。
主な特徴は、労働時間が長すぎる、ハラスメントがある、業績が低下し続けている、の3つ。
今回は、逃げたほうがいい会社を特徴別にまとめていきます。
目次
見切りをつけた方がいい会社の特徴①労働時間が長すぎる
見切りをつけた方がいい会社や、辞めた方がいい会社、できるだけ早く仕事から逃げた方がいい会社の特徴の一つ目として挙げられるのは、労働時間が長すぎること。
例えばあなたの会社では、時間外労働が多すぎたり、休日勤務が当たり前になっていないでしょうか?
しっかり休息を取れないまま長時間労働を続けていると、体力的にも精神的にも大きな負担がかかり、仕事の効率はかえって落ちてしまいます。
さらにその状態を放っておくと、最悪の場合うつ病などの病気にかかってしまったり、身体を壊してしまうこともあります。
通勤電車を思い浮かべたらわかりますが、朝なのにどんよりとした表情の人を見かけることがありますよね。
長時間労働や休日労働を続けていると、本当に疲れ切って気力が出てこなくなるものです。
あなたがそうならないためにも、ひどい長時間労働は普通じゃないと認識することが大切。早めに見切りをつけて、さっさと会社から逃げた方がいいと言えるでしょう。
見切りをつけた方がいい会社の特徴②ハラスメントがある
見切りをつけた方がいい会社や、辞めた方がいい会社、できるだけ早く仕事から逃げた方がいい会社の特徴の二つ目として挙げられるのは、ハラスメントがあること。
セクシャルハラスメント、パワーハラスメントなどいろいろな種類のハラスメントがありますが、つまり職場におけるいじめや嫌がらせのこと。
あなたに非がなくても一方的に責められてしまうこともあり、全く理不尽なものです。
ハラスメントで厄介なのは、そのような理不尽な行いが、強い立場の人から逆らえない立場の人に対して行われること。
また、加害者側は悪いことをしている認識がないか薄いので、多くの場合、何度でも繰り返されてしまうことです。
これによって、被害を受けた人には次のような悩みや苦しみが発生します。
- 深い心の傷が残る
- なかなか周りに相談しにくい
- 勇気を出して打ち明けても相手にしてもらえない
- 周りぐるみでなかったことにされる
- 「あなたが我慢すれば丸く収まる」などと逆に説得される
- ストレスで業績や評価が落ちる
- 心身のバランスを壊してしまう
このように、いったんターゲットになってしまうと、受けるダメージは相当深刻です。
しかも、加害者側が自主的に反省したり、行動を改めることはほぼ期待できません。
解決法として、加害者よりもさらに上の立場の上司にハラスメントを訴え、相手と戦う方法もなくはありません。
しかし、その後のしこりは必ず残りますし、かえって相手に恨まれることもあるので、あまりおすすめできません。
加害者がもうすぐ定年、転勤などで退職が決まっているようなら、期間が限定されるので割り切って我慢することに意味はあるでしょう。
もしそうでなければ、いつまで続くか分からないストレスに耐え続けなければいけなくなります。
あなたには非がないのに、そんな我慢をするのはもったいないですよね。
せっかく就職した会社や、慣れた仕事を離れるのは悔しいかもしれませんが、あなたの心身の健康のほうがよほど大切です。
もっとあなたに合った職場を見つけ、早く退職したほうが長い目でみてメリットがあると言えるでしょう。
見切りをつけた方がいい会社の特徴③業績が低下し続けている
見切りをつけた方がいい会社や、辞めた方がいい会社、できるだけ早く仕事から逃げた方がいい会社の特徴の三つ目として挙げられるのは、業績が低下し続けていること。
その理由と、もし当てはまっていたらどうしたらいいのか、その注意点を見ていきましょう。
業績が低下し続けている会社からは逃げるべき理由
見切りを付けたほうがいい会社として、「業績が低下し続けている会社」が当てはまるのはなぜなのでしょうか。
例えば、2代目の経営者の会社で、初代のときよりも業績が不振で会社の規模が小さくなっている場合には要注意。
そもそもどの会社にも、草創期→成長期→成熟期→衰退期→倒産・消滅 というサイクルがありますよね。
会社の業績が低下し続けているということは、衰退期に入っているということ。つまり、いつ倒産してもおかしくないということなのです。
自分が興した会社なら運命を共にするのも致し方ないですが、他人が興した会社の倒産・消滅に巻き込まれる必要などまったくありません。
とりわけ今の経営者が「昔はすごかった」などと話し始めているような会社も要注意です。
衰退期に入っているのですから、倒産するのも時間の問題であると考えられます。
このような場合は、早く見切りをつけて会社から逃げて辞めるべきと言えるでしょう。
見切りをつけた方がいい会社を辞める時の注意点
もし会社の業績が下がり続けていて、辞めた方がいい会社に当てはまっていた場合、どう行動したらいいのでしょうか。
会社の倒産が現実的なら、取るべき方法がふたつあります。
- 今すぐ自主退職する(自己都合退職)
- 倒産するまで待つ(会社都合退職)
今すぐ自主退職する場合は、自己都合退職となります。
この場合、雇用保険の失業給付を受けるまでに、7日(待期期間)+3ヶ月(給付制限)かかります。
つまり、最低3~4か月分の十分な貯金が必要です。もし十分な貯金がなければ、その間の生活に困窮してしまう可能性があります。
一方、会社が倒産するまで待つ場合は、会社都合退職となります。
会社都合退職だと自己都合退職と異なり、雇用保険の失業給付は7日の待期期間だけで受けることができます。
ですから、経済的に困窮することはなく、転職活動中にもあらぬ疑いをかけられる心配もありません。
また、もし給与や退職金が未払いの場合、独立行政法人労働者健康福祉機構による「未払賃金の立替払制度」を利用することができます。
業績がずっと低下し続けていたら、できるだけすぐに辞めてしまいたいと思いがちですが、その後の生活のことも考えて、どちらを選ぶか決める必要がありますね。
そしてどちらにしても、退職するなら転勤先を見つけてから辞めるのがおすすめ。
というのも、やはり安定した生活を送るために、すぐに転職できて安定収入を得られるかにかかっているから。
さらに、仕事をして給料を得ながら転職活動することで、焦らずに自分の望む条件で転職活動をすすめることができますよね。
どうしてもなく冷静に判断して転職を検討することができます。
時間がなくて働きながら転職活動なんて無理!と思うかもしれませんね。
忙しくて時間がない人ほど、転職エージェントを利用するのが効率的です。
転職エージェントは転職活動におけるすべてのことを代行してくれますので、自分がやるのは面接に行くことだけ。
書類作成や日程調整に時間を取られることがなくなり、面接に集中できますよね。
また、転職エージェントのスカウトサービスを使えば、自分の強みや市場価値の診断ができますし、好条件の非公開求人からオファーをもらうことができます。
条件が合っていれば、書類選考や一次面接が免除になることもありますよ。
まとめ
見切りをつけた方がいい会社や、辞めた方がいい会社、できるだけ早く仕事から逃げた方がいい会社の特徴についてまとめました。
主な特徴は次のとおり。
- 労働時間が長すぎる
- ハラスメントがある
- 業績が低下し続けている
もしあなたの会社がこれらの特徴に当てはまっているなら、これ以上長く働いても報われる可能性は低いと言えます。
あなたの心身が傷つく前に、さっさと見切りをつけて退職するのがおすすめですよ。
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