仕事に疲れた、休みたいのに休めない、そろそろ限界・・・と悩んでいませんか。
仕事が忙しい時期や、気持ちが落ち込んだときにそう考えてしまう人は少なくありません。
ここで真面目な人ほど「仕事を休むなんて甘えている」「忙しいのは皆一緒」「一人だけ休みたいなんてわがままだ」と自分を励まし、なかなか「休む」という選択をしないもの。
でも、本当につらいなら、限界をむかえる前にしっかり休むべき。
というのも、本当に限界を超えて心身を壊してしまったら、取り返しがつかないから。
今回は、もう仕事に疲れた、休みたいのに休めないときにどう対処するべきかまとめていきます。
目次
仕事に疲れた!休みたいなら休むべき
仕事に疲れた、休みたいのに休めない、そろそろ限界、と感じているなら、いったん仕事のペースを落として休んでみましょう。
疲れた状態で無理に働いても、仕事の効率も悪いですし良いアイデアも出てきません。
それよりも、一度しっかり休んでリフレッシュしたほうが、結果として良いパフォーマンスにつながりやすいのです。
仕事に疲れた①身体的疲れで休みたい
仕事に疲れて休みたいのに休めないなら、限界を向かえる前に休みましょう。
身体的に疲れているなら、半日でもいいのでなるべく早く休みを取ることがおすすめ。年休が難しければ、残業をまったくしない日を作ることでもだいぶ違います。
短時間でもいいので自分の時間を確保し、その間は睡眠など、まったく仕事から離れて休養しましょう。
効率よく休養することで、心身ともにすっきりすることを実感できますよ。
仕事に疲れた②精神的疲れで休みたい
仕事に疲れて休みたい理由が精神的な疲れなら、もう少し長めの休養が必要です。
場合によっては、数週間~数か月の休みが必要となることもあるでしょう。
この場合、自分ではどのくらい休めば良いのか判断しにくいので、一度メンタルクリニックや心療内科などを受診しておくことがおすすめです。
そこで長期休業は必要と診断されたら、診断書を書いてもらうと、休業の手続きをスムーズにすすめることができます。
仕事に疲れた!休みたいのに休めない!無理をすると起こること
仕事に疲れた、休みたいのに休めない、そろそろ限界と感じていても、どうしても休めない時もありますよね。
その時期が一時的なら、多少無理することもあるでしょう。
しかし、その仕事のストレスがいつまで続くか分からなかったり、常態化している状況で働き続けることはおすすめしません。
というのも、「疲れた」「休みたい」という気持ちを無視して働き続けると、うつ病を引き起こす危険性があるから。
うつ病は真面目で責任感の強い人がかかりやすいと言われています。
「会社のために」「この仕事の区切りがつくまで」とつい頑張ってしまう人は、頑張りすぎることに注意しないといけないのです。
例えば、次のような症状に当てはまっていないでしょうか?
- 食欲がない
- よく眠れない
- 仕事に行こうとすると頭痛・腹痛など体調不良になる
- 何をしていても楽しくない
- 気力がわかない
- 急に悲しくなる
- 自分は役に立っていないと感じる
これらの症状にあてはまり、かつこの状態が2週間以上続いているようなら要注意。
心身ともにかなりのストレスを受けている状態です。
まずストレスをなるべく遠ざけ、しっかり休養をとること。少々休んでも状況が変わらないなら、早めに精神科や心療内科に相談してみましょう。
専門家に相談しておくことで、あなたに必要なのが休養なのか、治療なのか、判断してもらうことができます。今後の指針がはっきりするので、自分の気持ちも楽になりますよ。
もし病院がハードルが高いようなら、職場の相談窓口や、家族や親しい友人に話してみても良いでしょう。
とにかく、自分の状態を客観的に見てもらうことが大切です。
頑張りすぎる人は、なかなか自分の状況には気付きにくいもの。自分ではまだ大丈夫と思っていても、周りからみるとつらそう、ということも少なくないのです。
仕事に疲れた!休みたいのに休めないなら職場の見直しを
仕事に疲れた、休みたいのに休めない、そろそろ限界と感じているなら、職場環境も見直しておきましょう。
そもそもここまで疲れてしまうということは、疲れが取れないほど業務量が多い、仕事のプレッシャーが大きい、休めないほどシフトがきついなど、職場環境にも何かしらの問題があるはず。
改善できそうなら、上司などに相談し、負担を分散できないか相談してみましょう。
どうしても負担が軽減できない場合や、ストレスの原因が人間関係や社風など個人の努力ではどうしようもないものだった場合、退職・転職も視野に入れておくと良いでしょう。
退職・転職を同時に相談したいなら、転職エージェントの利用がおすすめです。
転職エージェントに登録すると、担当者がついてくれますので、退職~再就職までのプロセスを相談しながらすすめることができます。
書類の手続きや退職・転職活動のコツをアドバイスしてもらえますので、非常に心強いですね。
退職届を受け取ってもらえないなど、退職すら自力で難しい状況なら、退職代行サービスを利用する方法もあります。
ただし、礼儀にかなっているのは対面で退職を告げ、手続きを踏んで退職する方法。
あくまでも自力ではどうしようもない場合の最終手段として、参考にしておくと良いでしょう。
まとめ
仕事に疲れた、休みたいのに休めない、そろそろ限界、と悩んだ時の対処法をまとめました。
本当に仕事に疲れていて、限界が近いなら思い切って休みましょう。
身体的な疲れであれば、半日休む、あるいは残業をいっさいしないだけでもずいぶんリフレッシュできます。
年休や代休をうまく使い、少しでも自分のための時間を確保しましょう。
精神的な疲れには、より長く休むことが理想的です。
数日休んでも気持ちが楽にならなかったり、ひどいお落ち込みをくり返すようなら、数週間~数か月の休みが必要かもしれません。
もし、精神的な疲れの可能性があれば、早めに専門家の意見を聞くのが解決への早道でしょう。
仕事は人生の中でも大きなウェイトを占めるもの。しかも、心身に無理なく続けることが必要です。
時には上手に休むことも必要ですよ。
もっとあなたに合った職場環境を手に入れていきましょう!
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