上司が怖い、仕事が怖い、このところ毎日仕事に行きたくない、そう悩んでいませんか。
つらくても、ここで逃げ出たらダメ人間なんじゃないか、今後どこに行っても通用しないのではないか、との思いから我慢してしまう人は少なくありません。
今回は、上司や仕事が怖いときの対処法と、毎日仕事で悩まなくなるちょっとしたコツをご紹介していきます。
目次
上司が怖いから行きたくない時の対処法
上司や先輩が怖いなど、人間関係が理由で仕事に行きたくないときはどうしたらいいのでしょうか。
当たり前のことになりますが、どこの職場に行っても人間関係での問題は少なからず生じます。
人間ですので、様々な性格・考え方がありますし、相性の問題もありますよね。
まずは、あなたが感じている「上司・先輩が怖い」という理由が具体的に何なのか、冷静に分析してみましょう。
上司が怖い①言動がきつい・感情的に叱責される
仕事に対してあなたが失敗や勘違いをしてしまったことに対して、上司がつい感情的になって厳しく叱責してくることがあるかもしれません。
もし上司から言われたことが業務内容に関することだけであれば、相手の口が少々悪いだけで、特に悪意はありません。単純にアドバイスと受け取りましょう。
一方、業務とは関係ないあなたの外見や性格的なことに対して、理由も根拠もなく非難・罵声を浴びせてくるようであれば、これは完全なパワハラ・モラハラ。
こういった言動を無自覚にする人は、基本的に態度が変わることはありませんから、極力距離を取るのが一番です。
さらに、直接的な暴力をふるわれるようなら、決して我慢してはいけません。
あなたを守るために、周囲に言うか、職場を変える必要がありますので要注意です。
上司が怖い②高圧的・嫌われているように感じる
上司があなたに対して妙に高圧的で怖い場合は、その上司が「他人に対して好き嫌いが激しいタイプ」の可能性があります。
この場合、比較的、頭(悪知恵)を駆使し、特定の人に対して陰湿に精神的負担を強いてくることが多いです。
直接的な暴言や暴力をふるうことはなく、ささいな態度や空気で、「あなたのことは嫌いです」オーラを出してきます。
直接的な言動ではないのでパワハラ・モラハラにはならないのですが、正直、一緒に働くには問題があるタイプですよね。
こういったタイプの人との付き合うと、お互い我慢比べになってしまうので、早く見切りをつけて席替えや異動を願い出るなど、物理的に距離を取るのが賢明と言えるでしょう。
仕事が怖いから行きたくない時の対処法
あなたが仕事に行きたくないのは、「仕事が怖い」などの業務内容が理由ではないでしょうか。
あなたが「仕事が怖い」と感じる理由を見ていきましょう。
仕事が怖い①ミスを頻発してしまう
どんな仕事でもミスは許されませんが、続いてミスをしてしまうと、新たに仕事をするのが怖くなってしまいますよね。
もしミスが続いているなら、理由が何なのか冷静に考えてみましょう。
単純なケアレスミスや連絡ミス、見落としなどであれば、意外と改善するのは簡単です。
私がよく実践しているのは、自分だけの業務ノートを作っています。
記入するときは基本的な業務の流れだけでなく、過去のミスを記入したり、勘違いしやすいポイントを追記し、自分の振り返りに役立つようにしておくことが大切。
文字だけでなく出来れば画像や写真も貼り付けておくと、さらに思いだしやすくオススメです。
また、どんな仕事でも最初のうちはミスをしてしまうものですが、大切なのは、その都度、客観的にそのミスがどんな理由で起きてしまったのかを自分の中に落とし込むこと。
毎日、自分だけの業務ノートに目を通しておけば、以前と同じ失敗はしなくなり、その業務の改善ポイントも気付けるようになっていきますよ。
仕事が怖い②常にスケジュールに追われている
仕事内容によっては、マルチタスク的な進め方が必要になることがありますよね。
いくつも仕事を並行していると、他人の都合でスケジュールが変更されるなど予定外なことが起こると混乱しやすく、けっこうつらいもの。
こういったときの対策のひとつが、毎朝、その日のうちにやるべきタスクを緊急性を基準に付箋にメモしてデスクに貼ること。
付箋は緊急性が最も高く30分以内に終わるものから順に配置していき、1つ1つの作業が終わるたびに付箋を捨てていくので、どの仕事が終わったのか一目瞭然になるのです。
仕事に追われて頭が混乱してしまうことはよくありますが、視覚的にやるべきことを俯瞰すれば、気持ちが落ち着いて冷静に業務を進めることができるようになりますよ。
毎日行きたくないなら転職もアリ
どう頑張っても仕事に行きたくなくて、毎日つらいならどうすればよいのでしょうか。
理由が「人間関係」「仕事」のどちらであっても、自分ではどうしようもない状況ってありますよね?
特に、すでに限界を超えて、心身ともに健康上の弊害が出始めてしまっているなら、我慢せずに新しい職場を探すことがおすすめ。
転職により、「人間関係」も「仕事」の悩みも一気に解決することはよくあります。
実際転職するつもりはなくても、自分の希望する条件で求人があるかどうかチェックしてみるだけで「選択肢がひとつではない」ことがわかり、気が軽くなりますよ。
もちろん、希望の条件での求人があれば実際に転職することも可能。現状を調べてみる価値はあると言えるでしょう。
まとめ
上司や仕事が怖いときの対処法と、毎日仕事に行きたくない時に仕事で悩まなくなるコツをご紹介しました。
上司が怖いときは、次の対策を例に挙げました。
- 業務内容に関することだけであれば、単純にアドバイスと受け取る
- 相手の口が少々悪いだけで、特に悪意はないと思う
- 根拠のない誹謗中傷や実際の暴力にはパワハラ・モラハラとして対応する
- 席替えや異動願いなどで、物理的に距離を取る
仕事が怖い時は、次の対策があります。
- ミスが多いならノートを取り、同じミスを防ぐ
- ノートを見直し、自分の改善点を探す
- スケジュールに追われているなら、付箋などを使って業務全体を俯瞰する
どう対策しても問題が解決しないなら、「転職」も視野に入れ、より良い職場環境を見つけることがおすすめ。
あなたにとって、本当に無理なく続けられる環境を見つけていきましょう!
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