合わない大企業を辞めたい、仕事や人間関係に疲れたし毎日がくだらない、転職したい、と悩んでいませんか?
大企業といえば安定していて憧れの対象でもありますが、実は職場の人間関係が険悪だったり、仕事のノルマがきついなど、合わないと感じる人も多いもの。
とはいえ今の安定を捨てるのにはリスクがあるため、いやいや仕事を続けている人も少なくないのです。
どうしても今の仕事や職場が合わないなら、大企業であっても転職を考える価値はあります。
今回は、大企業に勤務しながらも辞めたい、転職したいと思った時の対処法をまとめていきます。
目次
合わない大企業を辞めたい①本当に辞めたいのか見極める
合わない大企業を辞めたい、仕事や人間関係に疲れたし毎日がくだらない、転職したいと思っているなら、選択肢として転職を考えてみるべき。
というのも、今のまま働き続けたとしても自分の能力が十分に発揮できず、あなたの労力や時間が無駄になってしまう可能性が高いから。
モチベーションや効率が上がらないままだらだらと何年も働くよりは、環境を変え、自分の能力やスキルを向上させるほうが、やりがいはありますよね。
とはいえ、実際に転職するにはリスクもともないます。
「なんとなく今の職場が合わないから」くらいの理由で安易に転職を決めるのは、後悔の第一歩。
まずすることは、今の職場を辞めたいと思う原因を整理すること。以下に、その例を挙げていきます。
そして、その原因がもう自力では解決できないと感じたら、転職を考えていきましょう。
大企業が合わない・辞めたいと感じる原因①仕事がつらい
合わない大企業を辞めたいと感じる理由の一つ目は、仕事がつらいこと。
例えば、あなたの職場に次のような特徴はないでしょうか?
- ノルマや締め切りがきつい
- 休日出勤が当たり前
- 残業が多い
大企業ならではとも言えますが、ノルマの厳しさや勤務時間の長さは、「仕事がつらい」と感じる大きな原因。
例えば、ノルマに達していない場合などに自腹で購入させらる、反省文を提出させられるなどの風潮があれば、これ以上仕事をしたくないと感じるのも無理はありません。
また、残業過多や休日出勤でプライべートの時間が大幅になくなってしまうのも大問題。
これが原因で、社員が自殺したりうつ病などの病気にかかってしまう事があるため、多くの企業で問題視されています。
大企業が合わない・辞めたいと感じる原因②人間関係に疲れた
合わない大企業を辞めたいと感じる理由の二つ目は、人間関係が悪いこと。
例えば、次のような特徴が挙げられます。
- 上司や先輩がパワハラぎみ
- 職場内で派閥がある
- 職場内で誰かが孤立している
- 会社の雰囲気がぎすぎすしている
- 職場の飲み会を強制される
実は、退職理由で最も多いのが「人間関係の悪さ」。
大企業の場合、上司や同期、部下など数多くの人間が在籍しているため、関わる人がより多くなり、苦痛やストレスを感じる場面も多くなりがちです。
人間関係がスムーズでないと、毎日の業務に加えてストレスを抱えることになってしまいます。
また、仕事後の飲み会や会社主催の行事などが苦痛に感じる人も多いです。
あまり干渉されたくない人にとっては、行事の強要は仕事を続けられないほどつらい事と言えるでしょう。
大企業が合わない・辞めたいと感じる原因③毎日がくだらない
合わない大企業を辞めたいと感じる主な理由の三つ目は、毎日がくだらないと感じてしまうこと。
例えば、次のような特徴が挙げられます。
- 担当している仕事にやりがいを感じない
- くだらない社内ルールが多い
- 評価理由が不当
毎日の仕事にやりがいを持てなかったり、せっかく仕事をしても正当に評価されないと、落ちベーションを保つのが難しくなります。
そして、効率的とは言えないルールがたくさんあると、従うのも馬鹿らしく感じることもあるでしょう。
このように、勤務することに意義を見いだせないと、仕事への情熱が持てなくなり、毎日がくだらないと感じるようになってしまうのです。
合わない大企業を辞めたい②準備をしてから辞める
合わない大企業を辞めたい、仕事や人間関係に疲れたし毎日がくだらない、転職したいと感じているなら、辞めるための準備を進めていきましょう。
勢いに任せた転職は良い結果になりません。転職を成功させるため、次のような準備をすすめていきましょう。
- 今の職場で実績を挙げておく
- 自分の強みを整理しておく
- 身近な人に客観的な意見を聞く
これらの準備は、転職を有利に進めるのに必要な行動です。特に、今より良い条件で転職したいのなら必須と言えるでしょう。
大企業から転職してくるのですから、今まで何をしていたのか、何ができるのか、という部分は人一倍期待されてしまうのは予想できますよね。
そこで期待はずれにならないよう、上記の準備が必須になるのです。
また、新卒とは違い、中途採用者に求められるのは即戦力。特に専門性が高いと、転職市場でも有利になります。
自分の特技や強みに加え、あなたが関わることで実績がきちんと出た、ということを示せるよう、ある程度の実績は準備しておきましょう。
また、実際に転職に踏み切る前に、第三者の意見を聞いておくことも重要です。
というのも、自分の考えだけでは視野が狭くなってしまいがちだから。
本当に今の大企業を辞めたほうが良いのか、転職することに意味はありそうか、冷静な意見を聞いてみることも忘れないようにしましょう。
合わない大企業を辞めたい③転職先を確保する
合わない大企業を辞めたい、仕事や人間関係に疲れたし毎日がくだらない、転職したいと思っても、突発的に退職してしまうのはおすすめできません。
というのも、希望の求人がないなどの理由ですぐに転職できない場合、たちまち収入が途絶えてしまうから。
失業保険があるとは言え、早く転職先を決めないと収入が途絶えてしまう、と思うとつい焦ってしまうもの。
そして焦って転職先を選ぶのは失敗のもとです。好条件に見えても、実際は現状より悪い勤務条件になったとしたら、せっかく転職した意味がなくなってしまいますよね。
ですから、転職活動は在職中から始めておき、余裕をもって転職先を選ぶことがおすすめ。
在職中であれば、当面の収入は確保できていますから、自分の希望の条件の求人が出るのをじっくり待つことができます。
さらに、必要であれば問い合わせや見学することもできますし、今の勤務条件と十分に比べてみることができますよね。
とはいえ、在職中の転職活動の大きなハードルは、転職活動のための時間が取れないこと。
普段の勤務だけでも気力・体力ともに消耗しているのに、帰宅後や休日に転職活動なんてできない、と考えてしまいますよね。
時間がない中で効率的に転職活動をすすめるなら、転職サイトや転職エージェントを利用することがおすすめ。
転職サイトは、一度登録しておくと希望の求人が出た時に通知を受け取ることができますし、自分の好きな時間帯に求人情報をチェックすることができます。
転職エージェントであれば担当者がつきますから、自分で希望する条件の求人を探してもらえます。
それだけでなく、退職から転職までに必要な書類作成や転職先の面接日時の設定など、手続きの相談や代行を依頼することができます。
また、転職サイトや転職エージェントには非公開の求人を閲覧することができるのも大きなメリット。
時間がないけど、できるだけ効率的に転職先を確保したい場合、利用して損はないと言えるでしょう。
まとめ
合わない大企業を辞めたい、仕事や人間関係に疲れたし毎日がくだらない、転職したい、と悩んだときの対処法をまとめました。
どうしても転職したいときは、次のステップで考えていきましょう。
- 本当に辞めたいのか見極める
- 準備してから辞める
- 転職先を確保する
どんなに安定した大企業でも、人間関係や業務内容にストレスを感じるようであれば、働き続けることは難しいもの。
強いストレスを我慢したまま働き続けると、いずれ肉体・精神ともに追い込まれてしまいます。
自分の状況をよく見極め、十分に準備した上で決断したなら、転職は自分を守る選択肢のひとつ。引け目を感じることはありません。
視野を拡げ、もっとあなたに合った職場環境を見つけていきましょう!
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